内容説明
いちばん簡単な思考実験の入門書。考えるって面白い!「トロッコ問題」、「テセウスの船」、「アキレスと亀」、「ギャンブラーの葛藤」、「モンティ・ホール問題」、「エレベーターの男女」、「マリーの部屋」、「ありえない計算式」…有名どころからオリジナルまで、33の思考実験を掲載。
目次
第1章 倫理感を揺さぶる思考実験(暴走トロッコと作業員―暴走するトロッコの先にいる5人を見殺しにするか、線路を切り替えてその先にいる1人を犠牲にするか;暴走トロッコと作業員と太った男―暴走するトロッコの先にいる5人を見殺しにするか、1人を線路に突き落としトロッコに当てて止めるか ほか)
第2章 矛盾が絡みつくパラドックス(テセウスの船―長く修理して使い続けられてきたテセウスの船と、修理の際に剥がされた木片で復元したテセウスの船は、どちらが本物か;アキレスと亀―俊足のアキレスと鈍足の亀が競走することになったが、いつまでたってもアキレスは亀に追いつけない。これはなぜか ほか)
第3章 数字と現実の不一致を味わう思考実験(モンティ・ホール問題―3つのドアがあり、正解のドアを選べば景品がもらえる。不正解のドアを1つ聞いてから選択するドアを変えると、正解率は上がるか;不平等なデザインコンテスト―確率的に不利なコンテストで、自分以外の結果を聞いた場合、勝率は上がるか ほか)
第4章 不条理な世の中を生き抜くための思考実験(抜き打ちテスト―「来週抜き打ちテストを行う」と宣言してしまったら、抜き打ちでテストを行うことはできない?;生きるための答え―「お前が言った死に方で死なせてやる」と言われたときに、生き残るためにはなんと答えればいいのか ほか)
著者等紹介
北村良子[キタムラリョウコ]
1978年生まれ。有限会社イーソフィア代表。パズル作家としてWEBで展開するイベントや、企業のキャンペーン、書籍や雑誌等に向けたパズルを作成している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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徒花
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