玉村警部補の巡礼

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784800281135
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

累計1000万部突破『チーム・バチスタの栄光』シリーズに登場する“加納&玉村”コンビが、お遍路道中で難事件を解決! 休暇を利用して八十八箇所を巡拝する四国遍路に出た玉村警部補。しかし、なぜか同行してきた警察庁の加納警視正と、行く先々で出くわす不可解な事件に振り回され……。軽やかに跳躍する海堂ワールド、珠玉のミステリー四編。「阿波 発心のアリバイ」お遍路の道中に遭遇した賽銭泥棒事件。加納警視正は容疑者となった女の無実を証明できるのか。「土佐 修行のハーフ・ムーン」十年前に起きた政治家秘書不審死事件の容疑者には、鉄壁のアリバイが存在した――。「伊予 菩提のヘレシー」蚊を信仰する寺で発見された不審死体。事件性はないかに思われたが、加納はAiの実施を主張する。「讃岐 涅槃のアクアリウム」讃岐のひょうげ祭りに爆破テロ予告が! しかし、その背後には巨大な闇組織の暗躍があった……。

内容説明

四国であがる犯罪者たちの水死体。加納警視正は謎を追い、リフレッシュ休暇で遍路に出た玉村警部補に無理やり同行する。そんな二人の行く先々には、いつも不可解な事件が…。

著者等紹介

海堂尊[カイドウタケル]
1961年、千葉県生まれ。医師、作家。2006年、『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)で第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビュー。同シリーズは累計発行1000万部を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

241
海堂尊は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。チームバチスタシリーズ・スピンオフのシリーズ第二弾、四国遍路八十八か所巡りミステリ連作短編集でした。私は無神論者で、全く四国遍路には興味がないので、あまり楽しめませんでした。宗教法人課税を実施する政権は、出て来ないのでしょうか?2018/05/13

ダイ@2019.11.2~一時休止

123
玉村警部補その2?。連作短編集。お遍路しながら事件も解決していく。やっぱポーラースターよりも桜宮が舞台のシリーズものの中からどれか続きを出してほしいな。2018/04/24

うっちー

106
新境地ではなくバチスタでしたr2018/05/24

chantal(シャンタール)

105
普通に読んでも面白かったと思うが、歩き遍路を計画している私にとっては別の意味で楽しかった。お遍路豆知識みたいなものが満載で、それが全部本当かどうかは別として、楽しいばかりでない遍路に対する覚悟というか、そういうものを改めて考えさせてくれた。ミステリーとしてはほんとにライトな内容だか、玉村警部補と加納警視正の掛け合いも小気味よく、読みやすいお話だった。2019/02/04

美登利

104
久しぶりの海堂作品。前作の内容をすっかり忘れてしまってる。玉村警部補と加納警視正の掛け合いは楽しかったけれど、読みながら何度も寝てしまい一気読み出来なかったのは何故だろう。お遍路をしながら事件を解決していくお話ですがお寺の名称がズラズラと出てくるから眠くなってしまったのかしら。加納警視正のあまりの優秀さで事件があっさり解決するのも、刑事物としてはちょっと物足りなかったかと思います。弘法大師空海の事は何も知らなかったのでその人となりが多少分かって良かったのが一番の収穫かな。桜宮サーガの一作品が増えました。2018/07/06

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