JAL123便墜落事故―自衛隊&米軍陰謀説の真相

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800278456
  • NDC分類 687.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

巷に横行する陰謀説の欺瞞をあばき、JAL123便墜落事故の謎に最終結論を出す決定版ノンフィクションです。520人の死亡者を出した墜落事故から長い年月が経ったにもかかわらず、自衛隊によるミサイル誤射、米軍の陰謀説など、「都市伝説」に基づく書籍がはびこってきました。ジャンボ機飛行時間1万4

内容説明

史上最大の操縦不能事故に最終結論が出た!!「自衛隊ミサイル誤射説」「米軍陰謀説」は事実無根!ベストセラー『日航123便墜落の新事実』を徹底検証。最善の対応策「海上着水」を公開。「自衛隊ファントム機が追尾していた!?」「垂直尾翼は自衛隊のミサイル誤射で破壊された!?」「米軍の陰謀がからんでいる!?」―。事故から30年以上が経過する今、なぜ陰謀説の亡霊がさまよい続けているのか?圧力隔壁の破損はなぜ起きたか/疑惑の「急減圧」/日本政府・事故調査委員会の問題点/“ハドソン川の奇跡”に学ぶ再発防止策…etc.航空事故テレビ特番の解説でおなじみの元JALジャンボ機長が書き下ろした提言。

目次

序章
第1章 青山透子『日航123便墜落の新事実』の真相
第2章 「ブラックボックス」は語る―「JAL123便墜落」徹底検証
第3章 生存者を見殺しにした日本政府とJALの責任
第4章 パイロットに残された教訓
第5章 「ハドソン川の奇跡」に学ぶ最善の生還術
終章

著者等紹介

杉江弘[スギエヒロシ]
元・日本航空(JAL)機長、日本エッセイスト・クラブ会員。愛知県豊橋市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、日本航空入社。ボーイング747の飛行時間は約1万4,000時間を記録し、世界で最も多く乗務したパイロットとしてボーイング社より表彰を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Riopapa

14
青山透子氏の本と続けて読んだ。こちらの方が冷静に書かれている感じ。再発防止が検討されていないという点に衝撃を受けつつ、自分の職場でもそうだと思い当たる。当事者を責めないようにということがあるにしても、反省。2019/12/22

みこ

13
先の青山透子氏の著作に反論する本。はっきり言って二冊合わせて読まないと補完できないかも。 理系人間の私にとってはこちらに軍配を上げたくなるほど理路整然と書かれているのだが、それだけに最後の「小説」が蛇足にしか感じられない。あれだけ陰謀論を妄想と言ってたのに、結局著者自身も妄想に捉われてしまったのかと失望した。2018/01/23

11
【立読】色々と陰謀論がありますが、陰謀論を否定し、論理的に事故と証明した内容。。。ではあるが、説得力に欠けるかな〜。最終章のハドソン川不時着の内容は蛇足かも。2017/12/14

Hiroki Nishizumi

9
正直残念。青山氏の本が池田氏の本の焼き直しというところは同意できる。なぜ事故調が信用されないかという理由を正確に分析したところも良い。しかしながら陰謀説を論破するには程遠い内容だ。陰謀説論者は思い込みばかりで証拠が無いと言うが、それは杉江氏の純粋な事故であるとの主張にそのまま当てはまってしまう。あぁ真実が明らかにされるのはいつの日だろうか・・・・2019/12/30

ふたば@気合いは、心を込めて準備中

8
ブラックボックスの情報から、これが「事件」ではなく、「事故」であったことはしっかり伝えられている。自衛隊や米軍機による誤射とか、ひどにものになると、爆撃演習の標的にしていたとか、あまりにもひどい空想というか、妄想が流布されている状況は、30年を超えた今でも健在である。ここに至ってまだ、妄想本が出版されることには驚きを隠せない。この本は、その部分をフライトの記録、音声の記録、飛行の仕組み、パイロットのルールなどから丁寧に解説している。2018/01/28

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