内容説明
2012年10月のがん発覚以降、がむしゃらに、そして使命感に突き動かされながら生きてきた山下弘子が辿りついた幸せの境地!がんの転移・再発があっても、治療方法が絶たれても、誹謗中傷を受けても、大学を退学になっても、それでも、幸せに生きる!
目次
第1章 平穏な日々の終わりは突然やってくる
第2章 私は、がむしゃらに生きる
第3章 私を突き動かした使命感
第4章 ただ、幸せになるために
著者等紹介
山下弘子[ヤマシタヒロコ]
1992年10月29日生まれ。2011年、大阪女学院高等学校を卒業。12年、立命館大学法学部に入学(14年9月に自主退学)。12年10月に、19歳にして肝臓がんが発覚し、「余命半年」を宣告されるも、14年11月現在、がんと共生中。13年10月より、全国各地にて講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りずみぃ
34
「いろんな個性を持った、ただの人」山下さんのTwitterの自己紹介文が好きです。癌を得て、全身全霊で「普通」であろうとし、世界中を旅して、恋をして、結婚する。いつの間にか、「普通」を超越してスーパーウーマンになっている彼女の強さの秘訣がわかる一冊。人生の価値は、長さではなく濃さであること。事実を受け止めユーモアをもって生きる事の大切さ、身に沁みます。2017/09/17
こーた
26
テレビ等で紹介された、最後の「愛してる」 山下弘子、5年間の愛の軌跡 を読む前にと思い手に取りました。 アフラックのCMを見たときは勝手に癌が治ったと思ってました。とても元気な印象を受けたので。なので亡くなったと聞いたときはショックでもあり、どうしたらそんなにも明るくいられるのか興味がありました。生きるとは幸せとはを教えてくれる本だと思います。2019/03/18
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会
23
横顔の美しさに惹かれて購入。限りある命を前向きに生き抜いた彼女の姿に素直に感動した。ご主人のあとがきに、末期癌を宣告され自暴自棄になっていた、おじさんが彼女のことを知り、勇気を出して手術をして癌がなおったエピソードに、彼女の思いが世代を越えて受け継がれていると思う。最後に学生時代に夢中で読んだ、浦沢直樹のパイナップルアーミーのセリフを紹介します。 「この男は死の瀬戸際にあっても迷いがない…中国ではこういう人物を〝道に君臨する者〟と呼びます。そしてこういう男こそ、君主の上の君主…真の王者なのです!!」2018/09/08
鴨ミール
13
彼女のブログを読んでいてこの本の出版を知り購入しました。19歳で余命半年を宣告された山下弘子さん。肝臓に大きな癌があったそうで、手術で摘出した後も再発・肺への転移などで闘病しています。しかしなんと昨年の年末にはスイスへ一人旅をしていたらしい。私だったらそんなこと絶対無理。でも「無理」なことって自分で決めているのかも知れないなって思いました。彼女のポジティブさを見習いたいものです。2015/01/04
ニッシャ
9
人の美しさはどこにあるのだろうと。星4つ⭐️⭐️⭐️⭐️2018/04/22