内容説明
「やられたらやり返す、倍返しだ!」と宣言して逆転勝利を収める銀行員なんて存在しない。邦銀と外銀、合わせて銀行員歴20年、その後も銀行と密接にかかわることの多かった著者が、銀行員という人々の実態をすべて解説!出向で銀行外に出たら戻れない?行員全体の2割がうつ病?支店長や上司との付き合い方とは?行内結婚が9割以上はドラマの誇張?入行する前にすでに評価がランク付けされている?などなど、誰もが疑問に思っている銀行のあんなことや、こんなことまで余すところなく紹介!銀行員の醍醐味や急所も暴く、銀行員を知る手引きとして最適な一冊。
目次
第1章 ドラマ『半沢直樹』を検証
第2章 銀行員の人生
第3章 銀行という組織
第4章 銀行員の日常
第5章 銀行員の未来
第6章 それでも銀行員になりたい人へ
著者等紹介
津田倫男[ツダミチオ]
企業アドバイザー。(株)フレイムワーク・マネジメント代表。1957年生まれ。島根県出身。一橋大学、スタンフォード大学ビジネススクール卒。都銀、外銀での20年の勤務を経て、外資IT系企業のベンチャーキャピタル日本代表を務める。2001年より独立し、戦略的提携、海外進出、人財開発などを助言(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Reading
1
邦銀、外資系金融機関に勤務経験がある著者がご自身の経験を基に銀行の組織構図や人間関係、企業風土の紹介や、今後の金融業界の予測などが紹介されています。2019/09/07
HM
1
★☆☆☆☆80年代の三和銀行の内情なら合っているかもしれないが、それを現在まで敷衍して語るのは無理がある。地銀をこき下ろすなど人格的にもどうか。内容は筆者の感想の羅列。2015/01/25
mk15
0
これから銀行への就職を考えている若い人にとっては最適の一冊。入社してから定年まで、各年齢ごとの年収までもわかり易く説明されている。2016/10/11
ゐたふ
0
就職活動の参考にするため一読。読んでよかった。私が読んだ限りでは、銀行業についてネガキャンをしているわけではなく、あくまで中立の観点からありのままを浮き彫りにしている印象を受けた。本書では、銀行業の今後の展望についても述べられているが、非常に得心が行く内容であった。全てを鵜呑みにするわけではないが、就職活動中の私にとっては良著となった。2014/03/14
kazu_hiro
0
半沢直樹ドラマに照らしながら、元バンカーとしての経験を記されているので、リアル感があり興味を持って読めました。 就活中の大学3年の息子がいますので、銀行の厳しさを知ることができ、よかったです。2014/02/10