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地球外生命を求めて―宇宙は生命にあふれているのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 303p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799310458
  • NDC分類 440
  • Cコード C0245

内容説明

宇宙に生命が存在しているのは、地球だけなのだろうか?地球に似た惑星が見いだされ、過酷な環境でも生命を維持できる生物が見つかった現在、科学者たちは、地球外生命の可能性を求めて本格的に動きだしはじめている。宇宙に生命の兆候はあるか?知的生命は存在しうるのか?宇宙生物学の最前線に迫る。

目次

はじめに 宇宙生物学とはなにか?
第1章 極限環境における生命
第2章 生命の決め手となるものは?
第3章 生気
第4章 火星生命の足跡を追って
第5章 保留中の三つの「ユーレカ」
第6章 惑星ハンティング
第7章 物理学の法則と生命
第8章 はるか彼方の知的な世界
第9章 終わりに 最初の接触以降

著者等紹介

カウフマン,マーク[カウフマン,マーク][Kaufman,Marc]
ワシントンポスト記者。これまでにアフガン戦争や都市の貧困、政治腐敗、麻薬問題、食用魚の遺伝子操作など30年以上にわたり取材活動をしてきた。近年はNASAの協力を受け精力的に宇宙物理学者や宇宙生物学者に取材、地球外生命探査の最前線を紹介する記事を手がけている

奥田祐士[オクダユウジ]
出版社勤務を経て翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

2
地球外生命を探索する計画を概説する、コンパクトな入門書。この分野、無知なのでありがたい。地中深くや氷山の中など極限環境に住む微生物の発見により、生物の生存圏が広く考え直されるようになったというくだりに一番興味を惹かれた。宇宙への夢であると同時に、地球への驚きでもあるんだなぁ。2011/10/17

takao

1
生命の定義はできない。2016/11/13

じいふう

1
★★★★ 地球以外に生命がいるのか?というのは科学の最大の謎だ。最近はそれを肯定的とする研究が進んでいる。著者がその研究者たちの現場に行き、実際に会ってきいたナマの言葉がいい。なぜかなかったことにされたバイキングの観測結果。一旦は否定されたミラー=ユーレイの実験の再評価。火星で周期的に発生するメタン。フェルミのパラドックス(ETがいるならすでにコンタクトがあるはず)にも一理があるけど、いるとする方がワクワクする。2011/12/03

トトス

0
6時間ほどで読めた。4年近く積読していた本です。7月に読んだので結構内容を忘れていますが、「地球外生命体がいるのか」誰もが興味をそそる名大ではないでしょうか。中々、科学的な話がメインなので読むのに時間がかかりましたが、読みやすく色々な発見がありました。地中深くや放射線量が高いところ、氷山の中などとても人が住めない、というより生物が住めるような場所が地球にあります。そこに生息する微生物の発見により地球外でもいくらかの環境さえあれば生命が誕生するという説です。インターステラーを観ると確かに微生物はいそうです。2015/09/20

raimu

0
地球外生命を研究する人々を通して宇宙生物学が今どうなっているかがわかる本。最後に出てきた地球外生命という概念をキリスト教はどう受け入れるか、というあたりが面白かった。2013/03/01

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