ディスカヴァー携書
検証東日本大震災 そのときソーシャルメディアは何を伝えたか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 267p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799310267
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0236

内容説明

2011年3月11日、日本と世界のツイッターやフェイスブックに、地震、津波、原発、QUAKE、TSUNAMI、FUKUSHIMA、FOR JAPANが駆け巡った。それはやがて、マスメディアをも動かしていく。在米邦人ならではの視点で記すソーシャルメディアの光と影。

目次

第1章 地震の余波と4つのソーシャルの波
第2章 ソーシャル論争の波―光と影
特別章 証言集―ソーシャルメディアを通じて見た震災
第3章 海外世論の波
第4章 わたしが目撃した国内外の震災復興支援の波
第5章 これからの日本に到来するもうひとつの波

著者等紹介

立入勝義[タチイリカツヨシ]
ブログ作家、ソーシャルメディア・プロデューサー、インタビュアー(日英)。1974年大阪生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒。2004年、日系企業の子会社代表として再渡米。独立後は日系企業の北米進出を支援するコンサルティングを手がけ、2006年、さくらインターネットの米国子会社代表に就任。オンラインRPGや映像字幕の翻訳事業、北米IT市場のマーケティングリサーチ等を行う。2009年、ソーシャルメディア・ブログ「意力(いちから)」を開設。北米発の電子出版や最新IT関連の情報を積極的に発信しながら、ソーシャルメディアを活用したコミュニティサイトの構築事業等を行う。ロサンゼルス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

6
災害時にソーシャルメディアが果たす役割は大きいことは誰もが納得することですが、デマや暴言などで傷つき、混乱が生じてしまっていることも現実です。本書のようにその功罪をきちんと検証していくことは重要だと思います。2016/05/14

TERRY

5
ついこの間のことだと思っていたのに、忘れてしまったことが多くてびっくり。今度同じようなことが起こった時、自分に何が出来るか考える、良い機会になりました。読書メーターが社会貢献するのなら、是非協力したいです。2014/07/13

sasha

4
東日本大震災発災から数か月後に発行されているので「この程度か」と思って読めばいいのかもしれない。確かに既存メディアよりもソーシャルメディアから得る情報の方が有益ではあった。だが、「ソーシャルメディアは素晴らしい」と手放しで賛同することは出来ない。功罪バランスよく記されているのならいいけど、そうじゃないんだよな。所々、ソーシャルメディアとは関連が「?」ってところもあるし。少々残念。2015/04/24

ゆっち

3
「メディア」の在り方というのはこれまでもこれからも議論のテーマになるだろうが、非常時の「ソーシャルメディア」によって人々がどう考えていたのか、再考することが出来る本だった。3年以上が経過し、今客観的に見てみると「インフルエンサー」と呼ばれる「影響力のある個人」のやり取りから発展したことはある面ではよい実力を発揮するが、ある面では危険なことにもなりかねない。ソーシャルメデイアの世界では、ラジオやテレビと違い、普段から誰とどう繋がり、どういった質の情報がやり取りされているか…ここは重要なポイントになりそうだ。2014/07/17

RED

2
メディアや情報技術関係の本はあまり読んだことがなかった私にとって、この本は苦戦を強いられるかと思いきや、順を追って分かりやすく説明してくれるため、とても読みやすかった。震災の時、まだ小さかった私には、あの数か月にどれだけ世界が動いていたか理解できていなかった。2017/05/28

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