日本の大学改革の方向―『大学は社会の希望か』増補改訂版

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798917382
  • NDC分類 377.1
  • Cコード C3037

内容説明

漸進的で実現可能な具体的改革が自助努力克服の道―京都大学名誉教授・江原武一の集大成の遺稿―比較教育学や教育社会学、大学改革研究に多大な業績を残してきた江原武一先生が、前書『大学は社会の希望か―大学改革の実態からその先を読む』に昨今のコロナ禍情勢による変化や最新の文献を全章に加え、第二章「入学者選考・高大接続改革の構想」を新講し、増補改訂版刊行の準備をしている最中、校正最終段階で急逝。その後の校正作業を南部広孝先生(京都大学教授)が引き継ぎ、「あとがき」を付して遂に本書が完成に至った。今日における大学教育・評価・ガバナンス改革のあるべき方向性を指し示した、まさに大学改革の集大成。

目次

第1章 大学改革の進展
第2章 入学者選考・高大接続改革の構想
第3章 大学教育改革の条件―学部教育を中心に
第4章 大学の管理運営改革の方向
第5章 大学評価の展開
第6章 日本の大学改革のゆくえ

著者等紹介

江原武一[エハラタケカズ]
1941年生まれ。東京大学教育学部卒業。同大学大学院博士課程単位取得。教育学博士。比較教育学・教育社会学を専攻。東京大学教育学部助手、奈良教育大学教育学部助教授、京都大学大学院教育学研究科教授、立命館大学教育開発推進機構教授を経て、京都大学名誉教授。2021年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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