インターネット・デモクラシー―拡大する公共空間と代議制のゆくえ

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インターネット・デモクラシー―拡大する公共空間と代議制のゆくえ

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784798701226
  • NDC分類 309.1
  • Cコード C1036

出版社内容情報

自由と平等の実践様式を変え、公私の領域を組み換え、旧来のマスメディアを追いつめるウェブ。――現実の社会で排除されてきた発言や表現は、はたして世界をどう変えるのか。その意味と落とし穴を平易な言葉で説く。

序 章 進行中の世界規模の実験
     
代議制民主主義の対案になるか
反逆精神の起源

第一章

内容説明

自由と平等の概念を変え、公私の領域を組み換え、旧来のマスメディアを追いつめるウェブ。「薄暗がり」のおしゃべりは、はたして世界をどう変えるのか。一方的な礼賛や批判ではなく、細かな技術的知識も用いず、いま世界規模で進行する実験の意味と、そこに潜む陥穽を平易な言葉で説き明かす。

目次

序章 進行中の世界規模の実験(代議制民主主義の対案になるか;反逆精神の起源)
第1章 理想から現実へ(カウンター・カルチャーと軍事技術;頭脳は末端に位置する;ソフトウェアはフリーでなければならない;ヒッピーたちの模索;ヴァーチャル・コミュニティの登場 ほか)
第2章 公共空間の拡大(公共圏とは何か;「アマチュア」の登場;「まず公開、次に選別」;階層化の原則;言論の自由の栄華と災厄 ほか)
第3章 薄暗がりのウェブ(二つの世界の接続;ウェブ2.0―自己顕示とおしゃべり;ブログからフェイスブックへ;自己をつくり出しながら公開する;多様な自己を許容する ほか)
第4章 インターネットはどのような政治形態をつくるか(キーワードは「自己組織化」;平等の前提とクリックという参加形式;緩やかなつながりが大きな運動に;参加型から協働型の民主主義へ;ウィキペディアの革新性 ほか)
結論 解放された公衆(「代表者による政治」からの脱出;インターネットと民主主義を脅かすもの)

著者等紹介

カルドン,ドミニク[カルドン,ドミニク][Cardon,Dominique]
1965年生まれ。社会学者。パリ政治学院卒。フランステレコムのグループ会社オレンジの調査・開発研究所研究員。新たなテクノロジーが文化とメディアにおよぼす影響、特に公共空間の変化によるアイデンティティ形成、アマチュアの自己組織化、共同体のガバナンス形式などを研究

林香里[ハヤシカオリ]
1963年、名古屋市生まれ。ロイター通信東京支局記者、東京大学社会情報研究所助手、ドイツ、バンベルク大学客員研究員(フンボルト財団フェロー)を経て、東京大学大学院情報学環教授。専門はジャーナリズム/マスメディア研究

林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年生まれ。立命館大学経済学部卒業。翻訳家として多くの話題作を提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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