ＨＪ文庫 笑わない科学者と神解きの魔法使い

内堀 優一【著】

ホビージャパン（2010/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 267p／高さ 15cm
• 商品コード 9784798601038
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

物理を修める学生・耕介は魔法使いの女の子・咲耶との同居生活で思わぬ難問「年頃の女の子の服装について」に直面する。新しい服を買いに町へ出た二人は、そこで非科学的な連続落雷現象と遭遇。その謎を解き明かす為、耕介は『咲耶の友達』磐長媛との危険な接触を決意するが…。知識と閃きで運命の呪縛から少女を守りぬく、物理と魔法の化学反応ファンタジー。

著者等紹介

内堀優一［ウチボリユウイチ］
１９８１年５月５日生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[寒上ぺそぎん]

★★★★☆[4/5][電本]　途中まで読んだ辺りで次巻購入を早くも決意。自分的に、ダブコン並に良い所を突いてきている。主要キャラ各々について、“今”に至る経緯があるわけで、それらをおざなりにせずに物語っているところは“当たり前の事”ではあるが、野郎向けラノベでは貴重かもしれない（無論この見方は偏見かもしれない(笑)）。蛇足だが挿絵が酷く素人臭い……が、まぁ、メカやらオヤジやら出てくるのにそれらが一切描けない上にパース狂いまくってる黒歴史レベルの絵師使われるよりはマシか……^^;

2013/03/26

[如月魅冬]

大学生と魔法少女の同居生活第２弾。作中､「計算式は万能ではない」と繰り返されているのは、主人公が実験物理専攻だからと判明。数式化には近似値が用いられているから、実際にはピタリと当てはまるとは限らない。ある意味、理論と実験は、理想と現実である。そして、対称性という考え方があるということ。この2点が今回の物語の鍵である。科学実験に興味がある人にｵｽｽﾒ。

2010/08/28

[猫殿宰相]

主人公の安定している作品は無駄なストレス無く読めるので基本的に大好きです。その上でこの作品は、若干地味ではあるものの掛け合いが妙にツボにハマって笑えるのでお気に入りです。

2010/08/09

[nawade]

★★★☆☆　この本で一番可愛いキャラは誰？咲耶？あすみ？いいえ、沖島教授です。

2010/08/04

[タカユキ]

咲耶にニヤニヤ、本性を見せた教授に爆笑。つかあとがきが不安になるんですが、ちゃんと続き出るよね？

2010/08/02