「民」を重んじた思想家神田孝平―異色の官僚が構想した、もう一つの明治日本

個数:

「民」を重んじた思想家神田孝平―異色の官僚が構想した、もう一つの明治日本

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2024年04月25日 12時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798503349
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

幕末から明治初期にかけて思想家・官僚として活躍し、大久保利通や木戸孝充にも注目されながら、いまや忘れられた人物となりつつある神田孝平。彼は民衆を「愚民」と捉える当時の思想とは一線を画し、彼らを政治・経済の担い手と位置づけた。官僚、思想家としての活動に焦点を当て、彼の埋もれた業績を掘り起こし、その歴史的・現代的意義を明らかにする。  

内容説明

大久保利通や木戸孝允が恐れた鬼才!民衆を統治すべき「愚民」ではなく政治・経済の主体的な担い手と位置づけた思想家がいた。歴史に埋もれた彼の業績を掘り起こし、その実像を提示する。

目次

序章 明治初期の思想史研究における神田孝平の位置づけ
第1章 神田孝平の経歴―出自と修学過程を中心に
第2章 神田孝平における「人民」
第3章 『農商弁』における「商」の「利」―税制改革論を中心に
第4章 幕末・明治初期の政治情勢と神田孝平の政治思想
第5章 明治初期における神田孝平の税制・財政改革案
第6章 神田孝平の兵庫県政―地方制度改革と「民会」開設を中心に
第7章 神田孝平「貨幣四録」の執筆・公表の目的
第8章 木戸孝允と神田孝平における「官」と「民」―新聞とのかかわりと政治観とを中心に
終章 神田孝平が描いた明治日本

著者等紹介

南森茂太[ミナミモリシゲタ]
1977年奈良県宇陀郡(現宇陀市)生まれ。2017年‐長崎大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。