くすりとからだ―チーム医療のための臨床薬理学入門

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くすりとからだ―チーム医療のための臨床薬理学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798503325
  • NDC分類 491.5
  • Cコード C1047

出版社内容情報

本書は、著者が医学部や看護学部で講義している「薬理学総論」のエッセンスを、チーム医療のメンバーになろうとする者すべてを読者に想定し、わかりやすい文章で解説した薬理学の入門書である。読者層を広く設定したのは、現代医療はチーム医療であり、医療に関わる人たち全員が知識と意識を共有しなければ薬物治療は成功しないと考えるからである。



薬理学は、薬物と生体の相互作用の学問なので、本書のタイトルはそれを象徴する『くすりとからだ』とした。サブタイトルを「チーム医療のための臨床薬理学入門」としたのは、チーム医療メンバーが学ぶべき薬理学は、臨床に直結するものでなければならないと著者は考えるからである。



おそらく読者の多くを占めると思われる医療系学生諸君は、本格的な教科書をひもとく前に本書を通読することで、学習のポイントをつかめるだろう。最も望むのは、薬に対する意識が目覚め、なぜ薬理学をしっかり学ぶ必要があるのか、心からわかってもらえることである。



ただし、医療チームのメンバーは医療職の人たちばかりではない。チームの主役はむしろ患者さんである。患者さんが主体的に治療計画に参加し、納得できる治療法を自ら選択できるようになれば、薬物治療の効果を最大限に引き出すことができる。そこで本書は、薬物治療の基礎知識を患者さんに身につけてもらうための教養書にもなっている。これを読めば、医師や薬剤師の説明がよく理解でき、治療法の選択に際して適切に判断できるようになるだろう。



19の章立ては、おおむね、著者が大学で「薬理学総論」を講義する順番になっている。しかし、難解な専門用語をなるべく避け、平易な言葉で書いているので、話を聴くような感覚で気楽に読み進められるはずである。

内容説明

現代医療はチーム医療であり、医療に関わる大勢の人たちがチームとして協力し合わなければ薬物治療は成功しません。本書は医学生、薬学生、看護学生などの医療系学生はもちろん、チームの一員である患者さん(および、その家族の方々)も読者に想定しました。患者さんが主体的に治療計画に参加し、納得できる治療方法を自ら選択するための手引きとしても役立つ入門書です。薬物治療の理解によく効く19の処方箋。好評だった旧版を大幅に増補改訂してパワーアップ!

目次

薬とは何か―薬と毒はどこが違うのですか?
薬の歴史―薬はいつごろ生まれたのですか?
薬物治療とは―病気は薬で治せるのですか?
薬の名前―カタカナばかりで覚えにくいのですが?
薬の作用メカニズム―薬はなぜ効くのですか?
薬のたどる道―なぜ毎日飲まなければならないのですか?
有害反応―この薬、副作用はありますか?
薬害―なぜ、悪い薬をつくったのですか?
薬の乱用―なぜ、やめられないのですか?
薬と薬の相互作用―いっしょに飲んでも大丈夫ですか?〔ほか〕

著者等紹介

笹栗俊之[ササグリトシユキ]
1956年福岡市に生まれる。1975年福岡県立修猷館高等学校卒業、1981年九州大学医学部医学科卒業、1987年九州大学大学院医学系研究科博士課程修了、医学博士。1986~1988年オックスフォード大学薬理学部門に留学。病院勤務医、国立循環器病センター勤務を経て、2001年より九州大学大学院医学研究院臨床薬理学分野教授。専門は薬理学、臨床薬理学、内科学。日本内科学会認定内科医、高血圧専門医、臨床薬理専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。