出版社内容情報
生活経営とは、家族および個人が持つ生活資源の経営・管理をすることである。生活資源とは、家屋や金銭などの物的資源だけではなく、人的資源である個人がもつ時間、知識、技術、姿勢、計画・企画力、愛情の受容力なども意味する。
家族や個人の生活をよりよくしていくためには、各自が自分のもつ生活資源には、何がどの位あるのか(有限性)、何を役立てられるのか(有用性)、どれとどれを組み合わせれば新たな資源を生み出せるのか(相互関連性)ということを意識して生活する必要がある。この「意識する」ということが、意思決定するということであり、生活するということは、意思決定の連続だ。
本書は、私たちが生活者として的確な意思決定を行うために必要な、幅広い知識を提供するものである。
目次
「生活」を考える
生活時間と人の一生
長寿社会を生きる
現代の結婚
日本の子ども
生活と金銭管理
ファイナンシャルプランニング
カード社会の金銭管理
消費者問題
衣生活を考える〔ほか〕
著者等紹介
赤星礼子[アカホシレイコ]
佐賀大学名誉教授(博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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