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内容説明
戦後民主主義の擁護者が向き合った、真実の『葉隠』。礼賛でも全否定でもなく、当時の道徳や価値観の限界と、それらを超えた普遍的な思想や倫理性を照らし出す珠玉の論考。
目次
献身道徳のゆくえ
「死生」観と「性」意識
武士の「自律」と「服従」
武士の宗教性と非宗教性
鈴木正三の思想と『葉隠』
『葉隠』の歴史的倫理的評価について
『葉隠』と現代
著者等紹介
種村完司[タネムラカンジ]
1946年、名古屋で生まれる。京都大学文学部、京都大学大学院博士課程を経て、1977年以降、鹿児島大学教育学部で講師、助教授、教授を務める。1996年、博士(社会学)号を取得(一橋大学社会学部)。鹿児島大学副学長(2003~2007)、鹿児島県立短期大学学長(2010~2016)を歴任。鹿児島大学名誉教授、および鹿児島県立短期大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。