内容説明
家族・地域、開発・発展、対外国人意識、沖縄イメージ、福祉、安保・基地問題。社会調査によって明かされる、本土復帰40年を経た沖縄の実像と虚像。データアーカイブによる共有化をめざした、沖縄初の公開個票データ。第2回九州大学出版会・学術図書刊行助成対象作。
目次
沖縄総合社会調査2006の概要
1部 社会学からみた沖縄(沖縄の家族意識―全国データとの比較を通して;沖縄における開発・発展をめぐる県民の意識―沖縄総合社会調査2006を中心として;沖縄における外国人に対する意識;ショッピングモールと沖縄イメージ―郊外化と観光の浸透にともなう県民の生活実感)
2部 社会福祉学からみた沖縄(沖縄都市における地域生活と社会参加;沖縄県民の社会参加活動と地域帰属意識―沖縄県におけるソーシャル・キャピタルとSocial Determinants of Healthへの考察;精神障がい者に対する沖縄県在住者の意識;子育て支援状況に対する意識よりみる沖縄県の今後の課題―地域で支えあえる体制作りを中心にして;沖縄県における車社会からの脱却―公共交通機関の構築を目指して)
3部 マスコミ学からみた沖縄(沖縄県民の政治傾向とマス・メディア接触)
総括
著者等紹介
安藤由美[アンドウヨシミ]
琉球大学法文学部教授社会学(家族・ライフコース)
鈴木規之[スズキノリユキ]
琉球大学法文学部教授社会学(国際社会学・東南アジア地域研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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