目次
第1部 ゲーム理論(ゲームのルール;情報;混合戦略と連続的戦略;対称情報の動学ゲーム;対称情報を持つ評判と繰り返しゲーム;非対称情報の動学ゲーム)
数学付録
著者等紹介
ラスムセン,エリック[ラスムセン,エリック][Rasmusen,Eric]
ダンR./キャサリーンM.ダントン教授。インディアナ大学、ビジネススクールケリー校ビジネスエコノミックス・公共政策学科、ブルーミントン、インディアナ州
細江守紀[ホソエモリキ]
1945年生まれ。1968年九州大学経済学研究科博士後期課程修了。現在、九州大学名誉教授。熊本学園大学経済学部教授
村田省三[ムラタショウゾウ]
1951年生まれ。1977年熊本商科大学経済学部卒業。1985年九州大学経済学研究科博士後期課程修了。現在、長崎大学経済学部教授
有定愛展[アリサダヨシノブ]
1958年生まれ。1981年九州大学経済学部卒業。1986年九州大学経済学研究科博士後期課程修了。現在、広島修道大学経済学部教授
佐藤茂春[サトウシゲハル]
2001年九州大学経済学部卒業。2006年九州大学大学院経済学府博士後期課程修了。現在、長崎ウエスレヤン大学現代社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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PapaShinya
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この本は、ゲームの理論の基礎と応用をゆっくり学んでいくには大変良い教科書です。数式で1行でわかることを、文章で1ページくらいにわたって丁寧に説明しています。冗長にならざるを得ないのですが、そこをうまくまとめているのが著者の力量。各章にノートがあり、その章でのポイントや注、さらなる学習への誘導が行われています。ノートを読んでから、もう一度その章を読むとさらに理解が進む。著者は経済分析における数学の重要性を強調していて、本書では最初は言葉で説明し徐々に数式での説明を増やしていくなど、配慮の行き届いた教科書です2024/01/03