内容説明
ニーチェ『ツァラトゥストラはこう語った』を「形象が織りなす一つの物語」として捉え、「黙示録」という視点から読み解く。
目次
序章 道化師ツァラトゥストラの黙示録
第1章 道化師ツァラトゥストラ(綱渡り師を跳び越える道化師;三つの変容;ツァラトゥストラの動物たち)
第2章 永遠回帰(深淵から光の深淵へ;永遠回帰の世界;永遠性)
第3章 黙示録(大いなる正午;三部構成としての『ツァラトゥストラ』;四部構成としての『ツァラトゥストラ』)
著者等紹介
細川亮一[ホソカワリョウイチ]
1947年東京都に生まれる。1970年東京大学文学部卒業。1975年東京大学博士課程修了。1984‐1986年フンボルト奨学生としてドイツ留学。1995‐1996年アメリカ合衆国留学。文学博士(東京大学)。現在、九州大学大学院人文科学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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