目次
第1章 緒言(概要;土壌の誘電特性の計測と解釈;本研究の目的と概要)
第2章 多孔材質の誘電特性に関する理論(誘電分極と誘電緩和の概要;双極子緩和と土壌のマトリック圧との関係;対イオン拡散分極;マックスウェル・ワグナー効果;新誘電混合式の開発;土壌の誘電率)
第3章 誘電土壌特性に対する新しいセンサー(誘電センサーの一般的なモデル;誘電センサー集積回路の設計;誘電センサーの電極設計に関する一般的考え;新誘電センサー)
第4章 応用(誘電土壌水分計測;土壌溶液の電気伝導度計測;バルク土壌の電気伝導度の周波数依存;誘電法による汚染地点の調査;コンクリート硬化による土壌の誘電特性の変化)
第5章 要旨と結論
著者等紹介
ヒルホースト,マックス・A.[ヒルホースト,マックスA.][Hilhorst,Max A.]
1947年11月27日、オランダのユトレヒトで生まれた。1978年に、オランダ、アーンヘムのポリテクニカル研究所で電気技師の資格を取得。1972年から1983年まで、ユトレヒトにあるオランダ宇宙研究機構(SRON)で、ノイズが極めて低いアナログ機器の研究開発に従事。その後、オランダのワーゲニンゲンにあるオランダ農業研究所農業研究部(TFDL‐DLO)の物理技術研究課に所属。1994年、国際技術士協会のヨーロッパ連盟(FEANI)からヨーロッパ専門技術士(EURING)の認定を受けた
筑紫二郎[チクシジロウ]
1976年九州大学大学院農学研究科博士課程修了。現在、九州大学生物環境調節センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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