内容説明
東日本大震災、被災したのは、人間だけではありません。ペットを置き去りにしない、見捨てない、被災者たちの深い愛情と強い責任感、それを支えた避難所と動物愛護ボランティア。家族の笑顔とペットたちの甘えた表情がたまらない。
目次
新潟市体育館(「普通に生活してたら、こんな風にれおを傷つけることもなかったのに…」;「いつも無邪気なミントに『父ちゃん頑張れよ!』って言われてる気がする」;「どんなことをしてでも、ぼくが生きなければ、チッチは生きられない」;「5頭の犬をかかえてどこへ逃げればいいのか路頭に迷っていた時…」;「夫が『俺が行く!』って言って、迎えに行ってくれたんです」)
三条市体育文化センター(「クンクンを見殺しにするわけにはいかない。私は歩いてでも迎えに帰る」;「ゴンタは俺の孫みたいなもんだから、いっしょにいてやるのは当たり前」)
老人憩いの家「夕映荘」(長岡市)(「私の気持ちをわかって『大丈夫だよ』って励ましてくれてる気がして…」;「避難所に入れなかったとしても、一緒に車の中で寝ればいいと思ってた」)
新潟西総合スポーツセンター(「この子たち3匹かかえてるから、なんとか仕事を探して頑張りたい―」)
著者等紹介
児玉小枝[コダマサエ]
1970年、広島県生まれ。フォトエッセイスト、どうぶつ福祉ネットワーク代表。言葉を持たないどうぶつたちの代弁者としてメッセージを発信することをライフワークにしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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