出版社内容情報
小・中・高・特別支援学校のデジタル化を推進する
ポイントと「授業以外のICT活用事例」【50事例・執筆者30名】
1人1台情報端末と高速ネットワーク環境を整備して子どもたちに新しい学びを
提供する「GIGAスクール構想」が目指す教育改革――教育現場のDXは、
学校のデジタル化によって成立します。学校のデジタル化とは、単に授業での
ICT活用にとどまらず、学校の教育活動全体のデジタル化を意味します。
しかし、現状はいまだ授業中のICT活用にとどまっている学校が多く、
このままでは教育改革にはたどりつきません。それでも、一部の学校では、
授業以外のICT活用が実践されており、そのような学校では学校全体で
ICT活用・デジタル化が推し進められ、教育改革がすでに始まっています。
そこで本書では、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の先生方、
教育委員会、教育関係者に向けて、学校DX(学校のデジタル化)のポイントや、
その足掛かりとなる「授業以外のICT活用モデル(実践例)」をまとめました。
特別活動、部活動、PTA、校務など、授業以外の学校教育の様々な場面に
おいて、ICT機器、クラウド環境の活用モデルを紹介・提案します。
本書は、これらの活用モデルが日本中の学校で実践され、学校のデジタル化、
そして教育改革の一助となることを目指しています。
本書で紹介する活用モデルの中から、できそうなことを見つけ、
1つでもいいので「やってみる」ことが教育改革へ向けた第一歩となるでしょう。
■■■本書の構成■■■
【特別寄稿】未来の学びに向けた学校のデジタル化の進め方(板倉寛/文部科学省)
【第1部 学校DX推進のポイント】
●総論
●特別活動(学級活動/委員会活動/学校行事/クラブ・部活動)
●生徒指導
●校務
●PTA
●環境整備
【第2部 授業外ICT活用事例】
●学級活動
●委員会・生徒会活動
●学校行事
●クラブ活動・部活動
●生徒指導
●校務
●PTA
●教育委員会
【おすすめ教育支援ツール】
●フルクラウド統合型校務支援システム「BLEND」が可能にする校
目次
特別寄稿 未来の学びに向けた学校のデジタル化の進め方
第1部 学校DX推進のポイント(総論;特別活動(学級活動/委員会活動/学校行事/クラブ・部活動)
生徒指導 ほか)
第2部 授業外ICT活用事例(学級活動;委員会・生徒会活動;学校行事 ほか)
おすすめ教育支援ツール(フルクラウド統合型校務支援システム「BLEND」が可能にする校務のDX;映像と音で学びに「ワクワク」を作り出すVR‐4HD;ICTの普段使いを支える DQ World ほか)
著者等紹介
平井聡一郎[ヒライソウイチロウ]
未来教育デザイン/情報通信総合研究所特別研究員。茨城県の公立小中学校教諭、管理職、町村および県の指導主事を経て2017年4月より情報通信総合研究所特別研究員。古河市教育委員会時代はICT機器を活用した授業改革に取り組み、特に全国初となるセルラーモデルのiPadとクラウドプラットフォームの活用、教員育成のためのICTエバンジェリスト制度の構築等は全国的に注目されてきた。GIGAスクール構想および学習指導要領の目指す教育の実現に向け、地方からの教育改革を目指し、学校DXに取り組んでいる。現在、南牧村教育委員会教育CIOをはじめ、複数の教育委員会、私立学校のアドバイザー、茨城大学非常勤講師、経済産業省産業構造審議会臨時委員、経済産業省未来の教室評価・検討会議委員、文部科学省教育情報化専門家会議委員、文部科学省ICT活用教育アドバイザー、総務省地域情報化アドバイザー、デジタル庁デジタルの日検討委員会WG委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。