出版社内容情報
再エネ、分散型、デマンドレスポンス 次世代の電力需給構造の全貌
内容説明
主力電源へ飛躍目指す太陽光、風力。水素・アンモニア発電に高まる期待。脱炭素・安定供給両立のカギは蓄電に。試行錯誤が続く容量市場など新制度。デジタル技術の融合が拓く電力の未来。脱炭素社会へ大変革、次世代の需給構造の全貌。
目次
電力システムの基本
火力
原子力
再生可能エネルギー
送電
配電
蓄電
電力自由化
電気料金
電力市場
次世代の電力システム
著者等紹介
木舟辰平[キフネシンペイ]
1976年生、東京都八王子市出身。一橋大学社会学部卒。編集プロダクション、出版社勤務を経て、2004年から10年まで月刊エネルギーフォーラム記者として電気事業制度改革や原子力政策などエネルギー問題を取材。社会人大学院博士前期課程、物流専門紙記者を経て、14年からガスエネルギー新聞記者として電力政策等を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vinlandmbit
27
図書館本。技術士第二次試験 筆記試験向けに、電気電子部門が避けて通れない電力システムについて総おさらいしたく読了。エネルギー白書が当然理解すべき基本ではありますが、電力システムを中心に最新の抑えるべき事項を網羅してくれている一冊で、手元に置いておきたいと感じる程に有益な書籍でした。2022/05/22
なーちゃま
2
1周目。ワケワカメ。2周目いきます。2023/06/30
Salsaru
2
全体感を掴むのによかった。2023/07/15
まりも
0
現在の電力システムは発電、電気の小売りともに自由化が進み、送電は自由化はしてないものの分社化して、各社いろいろな試みが割と自由に試せるようになっています。公的機関による統制はありますが、各社が自由にいろいろ試しているのに合わせてきちんと制度を変えてきていています。それは市場経済に合わせて、適切な改良をやるには必要なシステムで、うまくいかない部分は素早く改良がおこなわれています。お役所仕事にしては非常にうまくできているように見えますが、その分制度が複雑怪奇になっていますが、その概要を一つ一つ解説した本です。2024/02/08
積読荘の住人
0
電力の技術と事業と取引の仕組みの本で、松永安左ェ門の名は出てこないけど、三沢光晴の名前は出てくる。索引には出てこないけど。2023/11/19