内容説明
進むデジタル化時代のコンテンツ利用とビジネス。2012年10月からの著作権法改正に対応。
目次
第1章 著作権の基礎知識
第2章 これって著作物?
第3章 これって著作権の侵害?
第4章 まだまだある著作権の疑問?
第5章 著作者人格権って何?
第6章 著作隣接権って何?
第7章 著作権の保護期間はいつからいつまで?
第8章 著作権の 取引と著作物の利用の注意
第9章 ネットやパソコンの著作権
第10章 ここが変わった著作権法
第11章 著作権を侵害されたらどうする?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anchic
4
仕事で視聴覚教材を扱うことになったので読んでみました。個人的には電子書籍を使用しているので書籍の著作権は50年のままがいいと思います。2013/03/06
壱萬弐仟縁
3
TPPでは知的財産権が交渉テーマの一つとなり、国内仕様だけでは市民レベルでも不十分な時代である。日本の著作権のために尽力したのは福澤諭吉と水野錬太郎ということである(34ページ)。このかけがえのない創造者への尊敬の念を新た下権利を侵害しないよう、気を付けていきたいと襟を正した。また、第9章のネットやPC上の著作権は必読であろう。Facebookの顔写真もプライバシー権の問題が絡んでくる。2012年に法律改正があったというので、より利用者が増えるとトラブルも発生しやすくなるのは理解できる。慎重にいきたい。2013/01/04
mamaboo
1
仕事で必要で読みました。簡潔で分かりやすかったです。
新人
1
図書館本 ああいう場合はセーフだけど、こういう場合はこの権利に引っ掛かってアウト……っていうのがわかりやすくまとめられている。法律家を目指すわけじゃないならこのくらいが理解しやすくていい気がする。第何条何項によると云々とか書かれても覚えられないので。2017/06/16
くりりんワイン漬け
1
著作権法などに関連した業務を行う人よりも、法に係ってくる技術やその他業務に携わる方に最適な本。そのような方々は法令集や条項などの表示も必要なし。実際の業務でどのような支障をきたすか、制限事項が発生するかを理解するには良い本。 学識者が書く本は読みづらく、一般業務を行うものとしては必要ない情報であるし言葉の遊び(言い方わるいですが)を行う時間もない。 そういう本を購入するよりは、簡単なケーススタディー方式でまとめてありとても分かりやすい本。2013/05/11