インターナショナル新書<br> チョムスキーと言語脳科学

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チョムスキーと言語脳科学

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  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680379
  • NDC分類 801.5
  • Cコード C0240

内容説明

脳科学が人類最大の謎に挑む―。すべての自然言語には共通の基盤があり、言語機能は生得的だとする「生成文法理論」は正しいのか。言語研究の「革命」を告げるチョムスキー著『統辞構造論』を詳しく解説し、生成文法理論の核心となる“文法中枢”が脳内に存在することを、言語脳科学の実証実験によって明らかにする!

目次

序章 「世界で最も誤解されている偉人」ノーム・チョムスキー(ダーウィンやアインシュタインと並ぶ革新性;文系の言語学を「サイエンス」にしたゆえの摩擦 ほか)
第1章 チョムスキー理論の革新性(言語学も古代ギリシャで始まった;チョムスキーが出会った言語学 ほか)
第2章 『統辞構造論』を読む(三つの論文を凝縮した『統辞構造論』;言語研究の「革命」開始を告げる記念碑的著作 ほか)
第3章 脳科学で実証する生成文法の企て(文法装置としての脳;言語を扱う人工知能の難しさ ほか)
最終章 言語の自然法則を求めて(論争を超えて;一元論を受け入れにくい文系の学問 ほか)

著者等紹介

酒井邦嘉[サカイクニヨシ]
言語脳科学者。1964年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。1996年マサチューセッツ工科大学客員研究員を経て、2012年より、東京大学大学院教授。第56回毎日出版文化賞、第19回塚原仲晃記念賞受賞。脳機能イメージングなどの先端的手法を駆使し、人間にしかない言語や創造的な能力の解明に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

36
☆0。これは酷すぎる。科学どころかチョムスキー礼賛本、いや「チョムスキー宗教」本と言っていい。普遍文法やチョムスキーの理論を調べるために読んだんだが、全然参考にならないばかりか「チョムスキーを信じない奴は非科学だ、天動説者だ」「チョムスキー万歳」といった調子が全編にわたって続く。出版社は何を考えてこんな本を出したのか。これじゃあチョムスキー本人が大誤解され大迷惑する。普遍文法等を調べたいならば他の本を当たるべし。2019/09/14

なるみ(旧Narumi)

27
とある病院のおじいちゃん先生に読んでみて感想を聞かせてほしいと言われた一冊。難しい内容でした。大学生の時に勉強して以来、脳の言語野のことなど思い出すことができました。2019/10/21

那由田 忠

20
東大の高校生向けYouTube動画の講義はとても面白かったので手に取った。チョムスキー理論を脳科学として理解する意義はわかったものの、彼の「統辞構造論」説明は全然わからないのが残念。新書で解説することの難しさはあると思うけれど、木構造の意味からしっかり説明できていないので、全く理解できずに読んでいて呆然としてしまった。著者の研究で、脳内に文法機能を司る領域が存在することはわかったけれど、チョムスキーの生成文法との関連が全く見えないのが残念である(難しいと思うものの)。2022/09/11

月をみるもの

16
有限な語彙から無限の文章を紡ぎ出すための演繹ルールが文法なのだとすれば、その機能が脳のどこかに局在してても特に不思議はない。そうすると、より一般的な演繹ルール=数学も世界の秩序の表現ではなく、脳の機能の一部ってことになるのかな。。進化の過程で、世界(あるいは他人の脳内構造)とうまく対応する機能=演繹ルールが生き残るってことなんかな。。2019/09/29

Miyako Hongo

13
言語学は手を付けたい分野なのだが、なかなか良さげな本がない。この本は言語学+脳科学なのでとっつきやすくて面白かった。□あらゆる言語の文法の根底に共通する法則があるはずだ、というチョムスキーの学説と、それを裏付けるハードウェアとしての脳機能の検証。どっちも面白くて深掘りしたくなる。山田正紀の“神狩り”だったかに、遺跡から発掘された碑文が、文法的に人間の言語ではありえない=神の言語、って展開があったのを思い出した。□MeCabで形態素解析をする程度には文章に興味あるんで、先の楽しみが増えた。2019/05/30

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