天使突抜おぼえ帖

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天使突抜おぼえ帖

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797674101
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

「天使突抜」とは京都市下京区に実在する町名です。消えゆく「京都の下町」がここにある―。さまざまな人たちとの出会いと別れを描く珠玉のエッセイ、誕生。

目次

第1部 天使突抜の人々(照子さんの塩昆布;花売りのおばさん;奥方のレッスン;角打ちとヴェルディ;還暦越えの生徒さん達;満永小百合さんのこと)
第2部 記憶を紡ぐ(三つ子の魂、できあがる;お前、通崎と結婚せい;マリンバ手習い、お寺から;ベートーヴェン『交響曲第七番』;アンティーク着物に魅せられて;私の文章ことはじめ)
第3部 通崎家の京都百年(富山から京都へ;乾柿と銀杏;満洲帰りの少女;どちらでも;三度の救急車)

著者等紹介

通崎睦美[ツウザキムツミ]
1967年京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。マリンバのソリストとして活動する中、2005年東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(指揮/井上道義)で、木琴の巨匠・平岡養一が初演した紙恭輔『木琴協奏曲』(1944)を平岡の木琴で演奏。それを機に、平岡の愛器と約600点にのぼる楽譜などを譲り受ける。以後、クラシック音楽の分野で世界唯一の木琴奏者として、演奏や執筆を通して木琴の復権に力を注ぐ。13年に上梓した平岡の評伝『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』(講談社)で、第24回吉田秀和賞、第36回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞。18年4月、ニューヨーク州立大学オスウィゴ校の招きで渡米。同大学をはじめニューヨーク州各地でコンサートやマスタークラスを行なった。また、2000年頃よりアンティーク着物の着こなしや募集が話題となり、様々なメディアで紹介される。21年、第39回京都府文化賞功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kayak-gohan

18
京都市には「天使突抜」という一風変わった地名がある。本著はその地名の由来、そしてそこに関わる人々との出会いと別れを徒然に綴っている。京町家が軒を連ねるところでは、地蔵盆などいくつかの行事が伝統として根付いている。また、京都の三名水は飲み水や料理用の水として使われてきたが、京都人はこれを定期的に汲みに行く。現在は梨木神社の「染井の水」だけが唯一残っていて、今でも毎朝汲みに来ている人がいる。それらには独特の空気感があり、ひとつの生活文化を形成している。筆者の語る文章の行間からもその空気感が読み取れる。2022/12/02

アリ子

7
全部読み切る前に返却期限が来てしまった。タイトルから想像していた内容とは全然違っていた。マリンバ良いね。ぜひ続きを読みたい。2023/02/26

かずくん

4
木琴奏者通崎睦美さんの最新刊。満永小百合さんのはなし泣かされるなぁ。そのはなしの中に筋がある。「通崎先生に教わっていたときよりわいことはない」は笑えるねー。2022/08/13

spike

4
読んでいて心が落ち着く、素敵なエッセイ。文章が染み込むように頭に入ってくる気がする。小百合さんのエピソードも、とても悲しい話なのだけれども、それだけでなく心を揺さぶられる文章に感動する。いい本だなあ。2022/06/19

水の都

3
読友Aさんお薦め書籍。書き手はマリンバ奏者。だからこのエッセイは「音楽」と「京都」のハーモ二ーで愉しめる。2022/08/20

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