知のトレッキング叢書<br> 北極大異変

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知のトレッキング叢書
北極大異変

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797673227
  • NDC分類 402.978
  • Cコード C0040

出版社内容情報

アメリカ・ロシア・中国など各国、石油メジャー、先住民の資源をめぐる攻防。ルール無き北極圏で未曾有の大事故が発生する! 生態系に壊滅的打撃! 北極の全てを伝える。角幡唯介、福岡伸一推薦!

内容説明

地球気温上昇による解氷、氷河の後退、海流の変化などの結果、北極圏の生態系は急速に変化している。さらに北極海の航行が可能になったことにより、石油や天然ガスなどの資源開発が加速度的に進み、法整備や事故対策がまったく追いついていない。著者は、異変が起きている北極圏の現場へ向かい、綿密な取材をもとに起こりうる危機を一冊にまとめた。国土に北極圏をもつカナダ人が書いた、北極のすべてがわかる唯一の書!

目次

第1章 北極条約の必要性
第2章 北極海―眠れる巨人の覚醒
第3章 北極の暴風―ニュー・ノーマル
第4章 北極のるつぼ
第5章 北極の王はもういない
第6章 岐路に立つカリブー
第7章 ドリル、ベイビー、ドリル
第8章 結び

著者等紹介

シュトルジック,エドワード[シュトルジック,エドワード] [Struzik,Edward]
35年以上、北極圏の踏査をしているジャーナリスト。優秀な環境報道に与えられるグランサム賞を受賞したほか、カナダの最古の科学学会から科学理解への傑出した貢献を讃えて授与された創立者賞など数々の受賞歴がある。また、マサチューセッツ工科大学、トロント大学のフェローであり、北極圏加英セミナーにおいて、世界的問題のなかで北極および北方世界が占める位置に関する報告担当者に任命された。現在はカナダ、キングストン市のクイーンズ大学にある、クイーンズエネルギー・環境政策研究所、政策研究大学のフェローを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kazehikanai

21
タイトル通り、北極の異変について、著者の本国カナダを起点に温暖化と生物多様性の危機を報告する。例に漏れず、各国の思惑、政治的動向が北極の異変への対応を左右する。消えゆく氷床、死にゆくホッキョクグマやカリブー、危険な資源開発。海洋資源や絶滅が危惧される動物をめぐる話は目新しいものではないが、日本ではあまり取り上げられない北極の現状と取り巻く動向は興味深い。地球温暖化を考えた場合の北極の存在は注目されるべきだが、事態は思っていたよりも深刻なようだ。北極を知悉する著者の危機感が伝わってくる。2016/10/10

MOKIZAN

21
気象変動による気候変化と、北極圏の海陸の生態系変化の報告。実地で容赦なく著者を襲う暴風、濃霧のさまは天のもたらす脅威だ。最早どうにも人為的に変動を止めることも、減速させることも出来ないな。実際の影響は圏域に留まらず、親潮をはじめとした、北極海由来の海流にも変化をもたらしているだろう。北極海を航行する船舶の排煙も、結構影響与えてるんじゃないかな。また、よく伝えられる地下資源の採掘は、重大事故が多そうで、商売的には芳しくないように感じた。してみると、日本国領域の海底資源の実用、有用見込みも推して知るべしかな。2016/05/22

はるわか

17
北極条約の必要性、現在どこにも属さない地域の領有権を各国が主張。海洋変化、気温上昇、海氷の融解、夏の嵐。異常気象、嵐、高波。気象変動難民。失われる野鳥生息地。南から来る生物たち、異種間交配、生息域の変化、生存競争、広まる感染症。ホッキョクグマの激減、カリブーとトナカイの激減。海氷の融解により姿を現しつつあるエネルギー資源。2016/05/15

ケニオミ

12
地球が温暖化は周知の事実ですが、その影響を最も受けているのが北極圏です。その北極圏では、今まで氷により手が付けられなかった地下資源の開発が本格化しようとしています。開発を狙う企業は、利益獲得という大きな目的があるため、資金力をバックに開発の推進は容易です。しかし、環境汚染など開発の副作用をまともに受ける地元少数民族や研究者、環境保護団体等の間では、意見の一致が得られておらず、反対勢力が育っていません。このままだと、取り返しのつかない環境汚染と更なる温暖化が進み、将来に大きなつけを残すことになりそうです。2016/09/24

あんこ

9
飢餓のせいでホッキョクグマ同志が共喰いしているらしい。北極圏の温暖化は急激だ。南極条約のように北極条約を結ぼうにも、沿岸諸国の思惑がぶつかり合ってできない。エネルギー資源開発で巨大企業がのりこんでくる。話が大きくなりすぎてもう(。>д<)2016/05/20

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