内容説明
2011年3月11日に発生した東日本大震災は被害が広範囲にわたっており、復興・復旧に向けてボランティアにかかる期待も大きい。被災地ではさまざまなニーズがあり、それに応えられるのは、多様性を持ったボランティアしかいないのだ。ボランティアはどのように被災者と向き合っていけばよいのか―世界各地で災害からの復興に携わってきたベテラン・ボランティアが、ボランティア活動の本質を説き明かす。
目次
第1章 東日本大震災の現場へ(初動;被災地に近づき、声を拾う ほか)
第2章 ボランティアの本質(ボランティアは押しかけていい;KOBEで混乱は起きなかった ほか)
第3章 「何でもありや!」のボランティア論(国がつくった「お作法集」;マニュアル化が、考えないボランティアを生む ほか)
第4章 震災をいかに乗り越えるか(必要なかったボランティアコーディネーター;被災者の仕事をつくる ほか)
第5章 海外災害救援で学んだこと(あの日のこと;NGOにかかわるようになった理由 ほか)
著者等紹介
村井雅清[ムライマサキヨ]
被災地NGO恊働センター代表。CODE海外災害援助市民センター事務局長。神戸学院大学客員教授。阪神淡路大震災後から神戸を拠点に災害ボランティアの活動を行っている。海外では、アフガニスタン、イラン地震やスマトラ沖地震、パキスタン北部地震、ハイチ地震などさまざまな災害において、現地で復興作業の援助に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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