内容説明
視覚・触覚・聴覚・味覚・嗅覚―。これは本来、生き物だけが持っていた能力でした。しかし、最新のテクノロジーはこうした“五感”をキカイに与えることに成功しました。最先端の科学技術をまとったキカイたちはいま、微細な感覚を必要とする作業や、瞬時の判断を要求される作業などでも活躍しています。本書では、驚きの最新キカイを紹介します。
目次
第1章 人に役だつキカイを夢見て(古来から夢見られていた人に役だつキカイたち;時計技術から生まれた、調速機、脱進機がブレークスルーに ほか)
第2章 人のからだとキカイの体―人の働きをする構成要素(機構を動作させるアクチュエーター;外界センサー ほか)
第3章 人に役だつキカイたち―バーチャル社会科見学(縁の下の力持ち、産業用ロボットの歴史;産業用ロボットの種類1作業種別による分類 ほか)
第4章 人の代わりをするキカイのカタチ(ファーマーの代わりをする農業ロボット;田植えや水田の草取りをするロボット ほか)
第5章 キカイが変える人の未来(頭で考えただけでキカイが動くって本当ですか?;生体信号を利用したパワースーツ「HAL」は未来をどう変える? ほか)
著者等紹介
井上猛雄[イノウエタケオ]
1962年東京生まれ。東京電機大学工学部卒業。産業用ロボットメーカーの研究所にて、サーボモーターやセンサーなどの研究開発に4年ほど携わる。その後、株式会社アスキー入社。週刊アスキー編集部、副編集長などを経て、2002年にフリーランスライターとして独立。おもにロボット、ネットワーク、エンタープライズ分野を中心として、Webや雑誌で記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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