内容説明
宇宙や地球、そして私達人類の始まりは、人類がはるか昔から“なぜ”の議論を繰り返し、追求してきた史上命題である。太陽系生成の標準理論からビッグバン、人間原理、地球凍結説、RNAワールド、ゲノム、生態系など、私達がいままさに生きているこの世界そのものが、どこまで明らかになったかを見てみよう。
目次
宇宙編(太陽系;星々の世界;変わりだねの天体;膨張宇宙論;宇宙の始まりと終わり)
地球編(地球の誕生と成長;大地の変動;大気と海洋の変動―地球システム)
生物編(生命の起源;生物の進化;ゲノムから生態系へ)
著者等紹介
大宮信光[オオミヤノブミツ]
1938年東京生まれ。科学ジャーナリスト。東京教育大学在学中から家庭教師、塾経営を行い、1967年にSF同人誌『宇宙塵』に参加。1978年ごろからSF乱学者を名乗り、科学技術と文明の未来を中心に、森羅万象を狩猟・採集・料理する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハル
2
宇宙と生物パートはやたらワクワクしたのう2011/12/04
midorikawa-e
1
うぅむ……、簡単に書くことと分かりやすく書くことの違いについて考えてしまった。この分量で、こういった内容のことを書くには、このくらいで限界なのかも知れません。それぞれの理論やそれに伴う思考の深みのようなものを味わえなかったのも、仕方のないことなのかも。ダイジェストとしてざっと読むのには良いかも。というか、最初からそのつもりで読んだわけですけどね。2014/07/01
静
1
日本語でおk。この本は間違い探しの本なの? 編集者って、本文読んで校正したりするものじゃないの? これだけの資料を集めてこれだけ何も理解しないまま書き進められるのは才能なの? 図のつぶやき意味不明すぎない? RNAの組なんてA・U、C・Gだけなのに何回間違えるの? 資料から書き写してるだけにしても酷すぎない? なんで日本人だけ生没年書かないのって思ってたらなんで木村資生だけ書いてるの? なんで木村資生以外の日本人だけ○○氏とか○○教授とか○○大学とか書いておくの? その情報いるの? わけがわからないよ。2012/07/25
Phycology
1
handbookとしては良いかもしれない。2010/04/05
埋草甚一(U.J.)
0
まさにテーマパークで案内地図。航宙母艦と云うのも肯ける一冊。そして、人類が宇宙を目指すのは進化の必然だと云う俺の思いを保証してくれる。2008/09/27