内容説明
健全な民主主義へテロと人権、宗教と尊厳、税金とレジティマシー―アメリカ政治の現状に対する危機感から、全ての人々が尊重することのできる、より深い、個人的・政治的道徳の諸原則、そして、その議論の方法を説く。
目次
第1章 一致点(Common Ground)(討論を求めて;本書の検討課題 ほか)
第2章 テロリズムと人権(Terrorism and Human Rights)(テロリズム・権利・安全;人権とは何か? ほか)
第3章 宗教と尊厳(Religion and Dignity)(政治と宗教;2つのモデル ほか)
第4章 税金と正統(当)性(Taxes and Legitimacy)(税金と消費(Tax and Spend)
政治的正統(当)性と平等な配慮 ほか)
第5章 民主主義は可能か?(Is Democracy Possible?)(アメリカは民主主義国家なのだろうか?;民主主義とは何か? ほか)
著者等紹介
ドゥオーキン,ロナルド[ドゥオーキン,ロナルド] [Dworkin,Ronald]
1931年マサチューセッツ州ウースター生まれ。ハーバード大学、オックスフォード大学モードリン・カレッジ、ハーバード・ロー・スクールで学ぶ。法律事務所(Sullivan&Cromwell)に勤務した後、イェール大学教授に就任。1969年オックスフォード大学法学部教授に就任、法理学講座で教鞭をとり、同大学を退職後、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン法学部教授となる。1976年からはニューヨーク大学教授も兼任。2013年2月14日、ロンドンにて81歳で死去
水谷英夫[ミズタニヒデオ]
1973年東北大学法学部卒業。弁護士(仙台弁護士会所属)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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