内容説明
メディア環境の劇的な変貌を理論的に見通すために、マノヴィッチ、ハンセン、マッスミ等の重要な論考を収録するとともに、デジタル・デモクラシー、クリエイティヴ産業、アーカイヴ研究等、斬新な視点から現代の情報・メディア現象を分析したメディア研究の最新の成果。
目次
第1部 デジタルメディア・デモクラシー(ネットワーク文化の政治経済学;批判的クリエイティヴ産業論へ;ポスト・マスメディア時代の“ジャーナリズム”研究;現れの空間としてのメディアポリス)
第2部 デジタルメディアの物質性・媒介性(カルチュラル・ソフトウェアの発明;メディアの理論;メディア論の長いまどろみ;デジタル・アーカイヴの時代の「理性の公的使用」)
第3部 身体、情動、デジタルメディア(サイバーフェミニズム;レ/イ/デ/ィ/オ;恐れ―スペクトルは語る;オーディエンス概念からの離陸)
著者等紹介
伊藤守[イトウマモル]
1954年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授、専門は社会学・メディア文化研究、社会情報学
毛利嘉孝[モウリヨシタカ]
1963年生まれ、東京芸術大学准教授、専門は社会学、文化研究・メディア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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