内容説明
在宅看護において重要な「家族を含めた療養者の生活全体を見てケアを行う」ための知識・視点が身につく。事例をベースに、在宅看護における情報収集・観察のポイント、アセスメントやケアの実際がよくわかる。多職種との連携、倫理面の問題、ケアマネジメントの視点など、基礎から最新知識までが総合的に学べる。
目次
1 在宅看護の基本となる考え方(統合分野・在宅看護論の考え方;ケアマネジメントとチームケア;訪問看護ステーションの理解)
2 在宅療養患者の理解(自立支援の考え方;訪問する際の心がまえ)
3 在宅での患者・家族支援の方法(生活支援;療養支援;在宅での家族支援;療養の場の移行に伴うケア)
4 状況別に見た在宅での患者・家族支援の実際(認知症患者への支援;ターミナル期の療養者への支援;精神障害者への支援;子どもの療養者への支援)
5 在宅における看護倫理(在宅看護実践において直面する倫理的課題)