内容説明
『抑圧家族』で育てられたロジャーズの人生そのものが『真の自分自身になる』というテーマをめぐって展開されていた。人間・ロジャーズに焦点を当ててその生涯と思想形成の歩みを解明すると共に、彼の理論と実践のエッセンスを分かりやすく説いた格好の入門書。スピリチュアルな次元に足を踏み入れた後期の思想・実践や東洋思想との関連にも光を当て、カウンセリングの新たな地平を切り開く。
目次
第1部 人物篇(ロジャーズの生涯と思想形成過程―ロジャーズってどんな人?)
第2部 自己発見篇(自分が“自分”になるということ―ロジャーズの基本メッセージ;ロジャーズと結婚・教育・社会)
第3部 臨床篇(ロジャーズのアプローチ;ロジャーズのカウンセリングの実際)
第4部 補論(ロジャーズと日本のスピリチュアリティ―ロジャーズ・ルネッサンス・ムーブメント)
第5部 資料篇(主要著作とその概要―もっとロジャーズを知りたい人のために)