内容説明
強いと思われているアスリートのメンタルは、実はセンシティブ!だからこそ適切なメンタルサポートを必要とする。ポジティブシンキングは万能ではない、マインドフルネスによるメンタルトレーニングの注目すべき効果、ジュニアアスリートを伸ばすよい親子関係とは?ハラスメントや体罰を根絶するためのステップ、自国開催大会で受けるプレッシャーへの対策…などなど、最新のスポーツ心理学の成果をふまえ、アスリートが直面する課題を徹底分析。アスリートを全人的に、多角的に支えるためのサポートのあり方とは?すべてのスポーツ関係者・教育者に読んでもらいたい、アスリートのパフォーマンス向上のための新常識。
目次
アスリートのメンタルを考える
第1部 アスリートのこころと身体(こころと身体の関係―アスリートの全人的理解のために;メンタルのコントロール―第3世代のメンタルトレーニング;ケガからの復帰―ケガを通したこころの理解;女性アスリートの三主徴―回復した先まで見据えた支援)
第2部 アスリートのメンタル―ジュニアアスリートの話題(親子関係―ジュニアアスリートのペアレンティング;部活動指導者―部員とのよい関係性を考える;体罰に対する認識と実情―根絶するために必要なこと)
第3部 アスリートのメンタル―最新の話題(トップアスリートのメンタルヘルス;イップス―生物的、心理的、社会的背景から捉える;発達障がい―接し方のコツと知識;アスリートの行く末―スポーツの心理学からの提言)
アスリートの行く末―スポーツ心理学からの提言
著者等紹介
荒井弘和[アライヒロカズ]
1975年生まれ。法政大学文学部教授。日本大学文理学部卒業。早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。上級スポーツメンタルトレーニング指導士。専門はスポーツ心理学。日本パラリンピック委員会医・科学・情報サポート事業競技団体サポートスタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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近江
ぞね
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