地政学の罠に嵌った日本近現代史―国難を救う海洋国家論と“核の論理” 昭和・平成編

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  • サイズ A5判/ページ数 431p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784793001420
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C3031

目次

第4章 日本にとっての第一次世界大戦―太平洋地政学をめぐる日米衝突の淵源(日英同盟の視座から見た第一次世界大戦;第一次世界大戦におけるドイツの陰謀)
第5章 地政学に見る満洲事変―“アジアの東欧”満洲をめぐる攻防(満洲とは何か―その歴史的・地政学的背景;満洲事変の背景;満洲事変の地政学)
第6章 「第二次世界大戦」としての大東亜・太平洋戦争―海洋系地政学に背反する大東亜共栄圏の論理(支那事変(日中戦争)の地政学的意味
地政学に見るヨーロッパ大戦
東アジア地政学に見る大東亜戦争(太平洋戦争)
「海洋系地政学」対「大東亜戦争の論理」(大陸系地政学))
第7章 海洋国家日本の地政戦略―環太平洋海洋国家連合への薦め(日本外交の羅針盤、海洋系地政学;日本の対米戦略;日本の対アジア戦略;環太平洋海洋国家連合(アジア太平洋共同体)構想
日本の対ユーラシア戦略)
第8章 抑止力としての日本の核戦略―ミニマム・ディテレンス論(中国、フランス、イギリスの核戦略;日本の核保有資格とは何か―海洋国家の矜持;日本の核武装論)

著者等紹介

森田徳彦[モリタナルヒコ]
1992年に米国ハイデルベルグ大学卒業(BA取得)後、1994年に国際大学大学院修了(MA取得)。その後、筑波大学大学院で哲学、国際関係論、社会学を学ぶ。日本大学や東洋大学短期大学で非常勤講師を務める。専門は国際関係論、国際政治学、国際政治経済学、地政学、日本近現代史、政治思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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