出版社内容情報
コウテイペンギンからコガタペンギンまで全18種を網羅
南極に生息する雄大なエンペラーペンギンから、ニュージーランドやオーストラリアに生息するコガタペンギン、南大西洋やインド洋に生息するキタイワトビペンギンから赤道直下のガラパゴスペンギンまで、18種のペンギンについての知見を、それぞれの第一人者たちが執筆。また世界で最も脆弱な生き物の一つであるペンギンが絶滅の危機に瀕していることを明らかにし、彼らの生存を脅かす気候変動、汚染、漁業の不適切な管理などの問題にどう対処すればよいかを提言する。
内容説明
生態・研究・保全・飼育に関する基礎データ集。地球上に生息する全18種を網羅した最良の総合的ペンギンデータブック。
目次
第1章 エンペラーペンギン属 Aptenodytes属
第2章 アデリーペンギン属 Pygoscelis属
第3章 キガシラペンギン属 Megadyptes属
第4章 マカロニペンギン属 Eudyptes属
第5章 フンボルトペンギン属Spheniscus属
第6章 コガタペンギン属 Eudyptula属
著者等紹介
ボルボログ,パブロ・ガルシア[ボルボログ,パブロガルシア] [Borboroglu,Pablo Garcia]
グローバル・ペンギン・ソサイエティーの創設者・代表。ディー・ボースマと共にIUCN・SSC・PSGの共同代表を勤める。アルゼンチンの国立研究評議会所属、ワシントン州立大学(アメリカ合衆国)教授。専門は海鳥の保全生物学。アルゼンチンを中心に長期にわたって海洋生物の保全、海洋生態系の保全に関する研究を行う。2010年ホイットリー賞、2014年セグレ/WFNパートナーシップ賞を受賞。ディー・ボースマと共に、国際ペンギン会議(IPC)等のペンギンに関する国際会議で指導的役割を果たしている
ボースマ,P.ディー[ボースマ,P.ディー] [Boersma,P.Dee]
ワシントン州立大学生物学部教授、同大学生態系センチネルセンター所長、保全生物学に関するワズワース寄附講座教授、国際自然保護連合(IUCN)・種の保存委員会(SSC)・ペンギンスペシャリストグループ(PSG)共同代表等を勤める。専門は「ペンギンの保全生物学」。特に、アルゼンチンのマゼランペンギン、エクアドルのガラパゴスペンギンの長期的研究で知られる。1970年代以降、ペンギン研究者の国際的コミュニティー形成に努力し、現在はそのリーダー的存在。1990年以降、日本のペンギンNGO「ペンギン会議(PCJ)」顧問。2021年度、アメリカ芸術・科学アカデミー会員
上田一生[ウエダカズオキ]
東京都出身、ペンギン会議(PCJ)研究員、IUCN・SSC・PSGメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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