新・学問のすすめ―人と人間の学びかた

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791767625
  • NDC分類 002
  • Cコード C0000

内容説明

教えられた科目を、懸命に覚えることが「学習」だろうか。就職や将来を有利に展開するための有名校志願か。そんな学校と勉強に疑問と不満を感じる人は少なくない。人生死ぬまで勉強だ!学長経験を有する、歴史学と動物行動学の第一人者が様々な角度から徹底的に討議する、「学び」の原点とは。人気学長二人による夢の競演、面白くないはずがない「新・学問のすすめ」。

目次

第1章 「まなびや」の在るべき姿を求めて(教会の「藁敷き」が教室だった;自然科学は「森の開墾」から始まった ほか)
第2章 「自分とはなにか」から始まる学問―歴史学(修道院で芽生えた「ヨーロッパへの憧れ」;「自分」を知ることは「全世界史」を知ること ほか)
第3章 「学び」の原点はどこにあるのか(ウグイスは「カー」と鳴けるか;学習が子どもの発想を阻害している!? ほか)
第4章 「数式にならない」からおもしろい―生物学(「学問」は役に立つか?;「生物」と「無生物」の違い ほか)

著者等紹介

阿部謹也[アベキンヤ]
1935‐2006。専攻はドイツ中世史。1958年一橋大学経済学部卒業後、同大学院社会学研究科博士課程修了。小樽商科大学教授、東京経済大学教授を経て一橋大学教授。92年からは一橋大学学長を務める。99年より共立女子大学学長。社会史研究の泰斗として知られる。「世間」をキーワードに独自の日本人論を展開

日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930‐2009。専攻は動物行動学。1952年東京大学理学部卒業後、東京農工大農学部教授、京都大学理学部教授を経て、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長などを歴任。ティンバーゲン、ローレンツ、ドーキンスらの日本への紹介者としても知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

103
安部先生と日高先生の対話の本で主題は、学校教育とくに大学教育の在り方をかなり本音の部分でお話しされています。お二人とも分野は異なりますが学問の基本的な対峙の仕方については、共通の認識がありそうです。非常にいい本だと思いました。私は何度か読み返したい本です。2017/02/17

壱萬弐仟縁

23
日高先生:こういうものだと思っていたことが、じつはそうではない。目が開かれる。それが大学(11頁)。大学での学問は、いままでまったく考えたこともないような話。それが学問の役割(14頁)と主張される。阿部先生:学問というのは、政治家から見ると、なにかを主張するときに権威づけとして必要なだけで、結局は役立たない、いらないもの(47頁)。自由な学問を知らないでなぜよい政策、制度、法律を構想できるのか? 2015/08/28

バカボンのパパ

15
阿部氏、日高氏による対談形式で、学問の概念、特に大学の存在意義を熱く議論されています。最近の大学進学は、就職のためが、ほとんどだそうですが、本来は、こうあるべきだとか。自分は理系、文系だとかいうけれど、「リベラルアーツ」という概念があるんだとか。興味深く、面白かった。2017/01/09

ののまる

11
いい本だったなあ。所々身につまされた・・・。発奮して、いろいろと考え直してみよう、これからを。2014/12/24

ゆるこ

4
いやぁ面白かった。一気に読んだ。ただでさえ面白いのに、2000年の対談が亀山郁夫さんの解説で今とつながって、面白さ倍増。学ぶとはどういうことか、改めて考えさせられる。「分かるということは、それによって自分が変わることだ」「自分がまったく変わらないのであれば、それはただ知ったというにすぎない。しかし、なにかを知っていて、それによって自分が変わるのは、分かったということだ」「(生物学とは)生きものたちがどう生きているか」を知ろうとする学問だと思っています」 こりゃすずめちゃんに送るべし。2014/06/04

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