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出版社内容情報
色彩と西欧社会の文化的想像力。色と文化の関係を、精神分析学、心理学、芸術そして哲学を援用して、縦横に論じる
内容説明
色彩という「神秘の化粧」がもたらす恐怖と魅惑―。ゆえに西洋は古代より色彩を、女性性、異教的、幼稚、野蛮、混乱として文化的周縁に追いやった。文学、美術、映画、建築などを縦横に引用しつつ、西洋文明が根底に抱え込む色彩愛憎の無意識を鮮烈に映し出す、異色のエステティック・エッセイ。
目次
1 白景
2 色彩嫌悪
3 口紅黙示録
4 ハヌノー
5 色彩愛好
著者等紹介
バチェラー,デイヴィッド[バチェラー,デイヴィッド][Batchelor,David]
1955年スコットランド生まれ。ロンドンを中心とするアーティスト、作家。コンテンポラリー・アートについて活発に発言。ロンドンのロイヤル・コレッジ・オブ・アートの批評理論の主任チューター
田中裕介[タナカユウスケ]
1972年生まれ。現在、成城大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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