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内容説明
自閉症の過去、現在、未来とは―。古典的な自閉症像、アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症を含む自閉症研究の歴史。自閉症の行動レベル、認知レベル、生物学的レベルでの研究はどのように歩みを進め、何を解明しようとしてきたのか。自閉症当事者および権利擁護提唱者の声も本書の見どころ。自閉症を学ぶ人におすすめ!
目次
第1章 序論
第2章 自閉症の歴史
第3章 行動レベルで見た自閉症
第4章 生物学レベルで見た自閉症
第5章 認知レベルで見た自閉症―何が良い理論をつくるのか
第6章 認知レベルで見た自閉症―第一次缺損モデル
第7章 認知レベルで見た自閉症―発達軌跡モデル
第8章 認知レベルで見た自閉症―領域全般的情報処理モデル
第9章 認知モデルの自閉症理解と臨床実践に与える影響
第10章 未来を目指して
著者等紹介
フレッチャー=ワトソン,スー[フレッチャーワトソン,スー] [Fletcher‐Watson,Sue]
エディンバラ大学パトリックワイルドセンターの上級特別研究員であり、発達/自閉症/研究/技術、あるいはDARTの研究グループの指導者である。イギリス心理学協会マーガレット・ドナルドソン賞を受賞しており、ハイランド自閉症権利擁護グループ「自閉症の声の拡大と統合」から優秀との賞状を与えられている
ハッペ,フランチェスカ[ハッペ,フランチェスカ] [Happ´e,Francesca]
ロンドンのキングスカレツジの精神医学研究所および神経科学の社会、遺伝および発達精神医学センターの認知神経科学の教授であり指導者である。30年以上にわたって自閉症研究に従事し、国際自閉症研究協会の会長を務めた。イギリス心理学学会スペルマン・メダル、実験心理学学会賞および王立協会ロザリンド・フランクリン賞を授与されている
石坂好樹[イシサカヨシキ]
兵庫県出身。1973年京都大学医学部を卒業後、公立豊岡病院で勤務ののち、1981年より京都大学医学部附属病院勤務、2005年より京都桂病院勤務、2016年より児童心理治療施設ももの木学園での勤務を経て、2019年より再び、京都桂病院勤務、現在に至る。専攻は臨床精神医学、児童青年精神医学。著訳書多数
宮城崇史[ミヤギタカシ]
福岡県出身。2004年京都大学医学部卒業。日鋼記念病院にて初期研修。2006年より北海道大学小児科関連病院(日鋼記念病院、帯広協会病院)および神奈川県立こども医療センターで小児科医として勤務。2010年より京都大学医学部附属病院精神科神経科、2011年より公立豊岡病院精神科、2015年より2017年まで北海道立精神保健福祉センター勤務。2021年4月より京都桂病院精神科および、児童心理治療施設ももの木学園勤務、現在に至る。専攻は一般臨床精神医学、児童青年精神医学
中西祐斗[ナカニシユウト]
京都府出身。2016年京都大学医学部を卒業後、臨床研修を経て2018年より田附興風会医学研究所北野病院小児科勤務。小児科専門医を取得後、2021年より京都桂病院精神科勤務、現在に至る。専攻は小児科学、臨床精神医学、児童青年精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。