人はなぜ死に急ぐか―小規模精神科病院50年の経験

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人はなぜ死に急ぐか―小規模精神科病院50年の経験

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  • サイズ 46判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791110568
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0047

内容説明

彼らは、なぜ自殺しなければならなかったのか?彼らは何を訴えたかったのか?著者が開設した精神病院における50年間の全自殺例を全て洗い出し、その47人の背景・状況を綿密に調査・分析。自殺防止の手がかりを探る。

目次

1 人は何故死に急ぐか―小規模精神科病院五十年の経験より(自殺した患者さんの分析;統合失調症圏の事例の分析;躁うつ病圏の事例の分析;境界例(ボーダーライン)の事例
平成の自殺急増期と新・自殺予備群
平成の自殺急増期―その背景と新・自殺予備群の人たち
自殺対策の展開
人は何故死に急ぐか)
2 精神科医療半世紀の変遷と統合失調症医療の展開(統合失調症の問題;一九六〇年代の精神科医療;金沢学会―精神医学における権威構造の崩壊;精神保健法の成立とその背景;昭和六十二年法改正―新しい医の哲学との出会い;精神科病院のアメニティ改善と地域活動;日本の精神科医療の将来)

著者等紹介

高柳功[タカヤナギイサオ]
医療法人社団四方会有沢橋病院理事長。昭和12年12月13日富山市生まれ。昭和37年信州大学医学部卒業。同大大学院にて西丸四方教授のもとで精神病理学を学び昭和42年大学院修了、医学博士。同年7月国立武蔵療養所(現:国立精神・神経医療研究センター)勤務を経て、昭和46年、有沢橋病院を設立。精神科医療における社会復帰活動と、開放的処遇の推進をモットーに、小規模経営による地域密着型精神科医療を実施している。元日精協医療政策委員会委員長。元小規模精神科病院全国協議会会長。日本精神病理学会名誉会員、日本統合失調症学会評議員、日本司法精神医学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

17
50年近く富山の小規模精神科病院で精神科医として働いてきた著者が、自らの精神科医としての仕事を振り返ったとき、残るのは自殺した患者たちのことだった。多くの事例と、精神病、人格障害との関連と、時代の変遷との関係までも丁寧に語った内容。濃いです。自殺とはなにか、精神科医療の歴史についても章があり、そちらも読み応えあります。2020/10/28

azu3

3
ベテラン精神科医の著者が、自身が経営する病院で過去50年間の自死を振り返ってまとめたものと、専門誌に掲載されたエッセイの二本立て。後者がたいへん興味深かった。歴史的なことはすでに周知のものでも、その近くで見てきた著者の話は、やはり面白い。2020/08/16

Go Extreme

0
自殺を考えている段階:準備因子 自殺決行:結実因子 年間三万人超え:平成の自殺急増期 職場環境変化とうつ病の問題→自殺 職場・企業と自分の過度の同一化 新・自殺予備群:孤立・過重労働・社会的格差 かかりつけ医と精神科医連携 デュルケーム:社会固有の自殺死亡率 自然と調和した心豊かな暮らし→安くていいもの・便利で快適なもの フロイト・死の本能論 社会的事実:物のように考察 3種の自殺:自己本位的・集団主義的・アノミー的自殺 過重労働と自殺:過重労働→疲憊→うつ的気分→希死念慮→生死の臨界点→孤立→自殺決行 2020/10/27

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