内容説明
もしも自分や愛する人が、アディクション(依存症)になってしまったら?これまで注目されなかった重大な薬物問題!
目次
第1部 アディクションに対処する(アディクションを理解する;回復者の物語;アディクションの治療;アディクションの治療をしている医師の回復に関する考え方;家族へのサポート;痛みのマネジメントとアディクション;処方薬の誤用や依存の危険性の高い高齢者)
第2部 不正に入手される処方薬(医師の手から流出する処方薬;薬局から流出する処方薬)
第3部 薬物乱用を抑制する努力(処方薬モニタリング・プログラム;警察・司法関係者の努力)
著者等紹介
コルビン,ロッド[コルビン,ロッド] [Colvin,Rod]
2005年、コルビンはCASA(National Center on Addiction and Substance Abuse)の諮問機関で働いていました。CASAは、アメリカで初めて画期的な処方薬乱用問題を研究した機関でした。コルビンは、Addicus Books,Inc.の出版者として1994年以来さまざまな書籍を出版しています。またコルビンは、Independent Book Publisher’s Associationのボードメンバーでもありました。全米で、およそ4,000の独立した出版者がいる協会です。放送関係のジャーナリストでもあり、テレビやラジオのドキュメンタリーも手掛けています。アートで学士号をとり、カウンセリング心理学で修士号を取りました
水澤都加佐[ミズサワツカサ]
学習院大学卒業。日本社会事業大学研究科修了。神奈川県立精神医療センターせりがや病院心理相談科長を経て、現職は、(株)アスク・ヒューマン・ケア取締役研修相談センター所長、Healing&Recovery Institute所長。著書・訳書多数
会津亘[アイズワタル]
早稲田大学教育学部卒業後、医療機器販売会社に勤務。その後渡米しコネティカット州立大学分子細胞生物学科にて博士号取得。博士(理学)。精神保健福祉士。介護福祉士。ノースイースタン大学、ハーバート大学の研究室でがん治療の研究に従事した後、帰国し、依存症治療施設などで依存症からの回復プログラムをアルコール依存症者や薬物依存症者に提供している
水澤寧子[ミズサワヤスコ]
東京女子大学文理学部心理学科卒業。精神保健福祉士。公認心理師。精神科ソーシャルワーカーを経て、現職は、(株)アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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