内容説明
道のりは険しい。社会の目は厳しい。だが、クレプトマニア(窃盗症)からの回復は、あなたにも可能だ。万引き依存であった著者が、自らの経験を踏まえて語る病的窃盗の実際。回復のための具体的支援を示したリカバリー実践書。
目次
第1部 それぞれの物語(テリーの物語;マーシーの物語 ほか)
第2部 考慮すべきこと(人が万引きする理由のトップ10;クレプトマニアと嗜癖的・強迫的盗み/万引きとの比較 ほか)
第3部 演習(自己探求のための質問;不公正なことについての私のリスト ほか)
第4部 関連する話題(ポールの物語;従業員による盗み ほか)
著者等紹介
シュルマン,テレンス・ダリル[シュルマン,テレンスダリル] [Shulman,Terrence Daryl]
デトロイト生まれのデトロイト育ちで、弁護士、セラピスト、コンサルタントそして回復中の病的窃盗者である。またデトロイト地域で1992年に始まった週に1回開催されるサポート・グループであるC.A.S.A.(Cleptomaniacs And Shoplifters Anonymous、無名の病的窃盗者たち)の創始者であり、ファシリテーターの一人である。C.A.S.A.は米国と全世界に数えるほどしかない病的窃盗者へのサポート・グループの一つである。窃盗嗜癖とその回復についてのウェブ・サイトを1995年に始めた(www.KleptomaniacsAnonymous.com)。そこでは統計、情報、記事、本、それに関するチャット・ルーム付き電子メール・サポート・グループ、そして代替治療について紹介している
奥田宏[オクダヒロシ]
医学博士。金沢大学医学部卒。同大学大学院医学研究科博士課程修了。同大学医学部付属病院医員。石川県立高松病院医員、医長。谷野呉山病院医局員を経て、2001年4月よりひろメンタルクリニック院長。2004年より金沢工業大学大学院心理科学研究科教授
松本かおり[マツモトカオリ]
医学博士、臨床心理士。Whitworth College(WA、USA、現Whitworth University)Psychology major卒。静岡大学大学院人文社会科学研究科修士課程修了。浜松医科大学医学系研究科博士課程修了。2013年浜松医科大学児童青年期精神医学講座特任助教を経て、2014年金沢工業大学講師
廣澤徹[ヒロサワトオル]
医学博士。金沢大学医学部卒。同大学大学院医学研究科博士課程修了。2012年4月より金沢大学大学院脳情報講座学助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こぽぞう☆
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