内容説明
精神科の症例報告を書くための初めてのガイドブックの改訂版がついに登場。論文執筆に不慣れな若い医師に向けて、論文作成の準備、心構えから、文章の書き方まで丁寧に解説。昨今大きな問題となっている患者のプライバシー保護や研究者の利益相反、インターネットの利用法などについての記載を追加し、さらに内容充実。
目次
第1章 「症例報告」を書く
第2章 症例報告を執筆する前の準備
第3章 症例報告の構成を立てよう
シミュレーション 「強迫症状を前駆した統合失調症の1例(仮題)」についての症例報告を作る
第4章 わかりやすい文章を書こう
第5章 書いた論文を投稿しよう
第6章 症例報告作成の注意点・論文の磨き上げ
第7章 専門医・認定医申請のための症例報告の書き方
著者等紹介
仙波純一[センバジュンイチ]
1951年横浜出身。1977年東京医科歯科大学医学部卒業。1985年東京医科歯科大学医学部神経精神医学教室医員。その後助手、講師を経る。1993年放送大学助教授。2000年放送大学教授。2007年さいたま市立病院精神科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。