糖尿病はグルカゴンの反乱だった―インスリン発見後、なぜ未だに糖尿病は克服できないのか

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糖尿病はグルカゴンの反乱だった―インスリン発見後、なぜ未だに糖尿病は克服できないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791110100
  • NDC分類 493.12
  • Cコード C0047

内容説明

インスリンの欠乏が糖尿病の唯一無二の原因であるというドグマに挑戦!!糖尿病はグルカゴンをコントロールできなくなった結果であるという糖尿病の概念を根底から覆す画期的発見。本書は、その全貌を分かりやすく解説する「グルカゴン物語」である。

目次

第1章 グルカゴンのプロフィール
第2章 糖尿病におけるグルカゴンの再発見
第3章 ホルモンとしてのグルカゴン
第4章 糖尿病とグルカゴン
第5章 膵島内の混乱(パラクリノパシー)
第6章 グルカゴンの過剰はすべてのタイプの糖尿病に存在する
第7章 グルカゴンルネッサンス
第8章 グルカゴンが無ければ糖尿病にならない
第9章 変わる糖尿病治療:グルカゴン抑制薬の最前線
附 グルカゴンの抑制につながる食事の摂り方

著者等紹介

稙田太郎[ワサダタロウ]
昭和16年大分県生まれ。昭和41年九州大学医学部卒業。昭和41年東京虎の門病院インターン(4月から1年間)。昭和44年東京聖路加国際病院内科レジデント(4月から1年間)。昭和47年九州大学医学部第3内科助手。昭和53年テキサス大学SWメディカルセンター内科(R.Unger教授、糖尿病学)留学(2年間)。昭和60年九州大学医学部第3内科講師。平成4年東京女子医科大学糖尿病センター助教授。平成14年埼玉県済生会栗橋病院(東京女子医科大学特定関連病院)副院長(~平成19年)。平成20年東京女子医科大学特定関連診療所医療法人従容会戸塚ロイヤルクリニック理事長。平成29年医療法人友愛会沼津さとやまクリニック院長。インスリン抵抗性に関する研究論文、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

6
糖尿病は、血糖値を下げるインスリンが働かない、あるいは、ない、ために生じる症状という常識があるが、グルカゴンというホルモンを抑えると血糖値が下がることが発見され、グルカゴンが血糖値上昇に関係していると考えられるようなってきた。様々な実験結果の紹介があり、確証が得られつつあるようだが、治療として使う薬の整備もこれからで、食事療法として確立した方法もこれからのようだ。インスリンを投与するだけでなく、グルカゴンの過剰を抑えることが確実に行えるようになり、糖尿病対策も改善されることを期待する。2020/07/16

言論空間

1
現代の糖尿病治療への問題提起の本。 本来は膵臓のβ細胞の障害と思われていたが、α細胞の障害のパターンもあると主張。 マウスを用いた実験や、膵臓の構造についてなどから考察しておりとても信憑性が高いと感じた。 今は1型2型で分かれているが、新たに3型(グルカゴン型)などと命名されてもおかしくなさそう。

Nobo

0
血糖値が下がらないのはインスリンが効かない/足りないのではなく、血糖値を上げるグルカゴンが出ているから。インスリンが効かなくても、グルカゴンが出ていなければ高血糖にはならない。 では、グルカゴンの暴走を防ぐ方法の一つは植物性食品を多くとり、食物繊維を最低50-55g/dayとるようにすること。「グルカゴン」という視点からも、野菜、果物、全粒穀物、食物繊維は健康のカギのようだ。

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