出版社内容情報
患者さんの人生を大切にする真の精神医療を探究し、統合失調症治療に長年かかわってきた著者が、大事な13のエッセンスを伝える。「真に患者さんのためになる医療とは、いったいどういうものだろうか?」「患者さんは、ひとりの尊厳ある人としての人生を送るために、どう統合失調症と向き合い、どう生きていけばよいのだろうか?」 この問いに答えられる精神医療を探究し、長年統合失調症治療にかかわってきた著者が、豊富な臨床経験をもとに具体的な方法や技術、考え方を伝えます。統合失調症治療で大事なことをわかりやすく、13のエッセンスにまとめました。患者さん、ご家族から、医療・福祉・行政関係の方々まで、幅広く役立つ内容です。
渡部 和成[ワタベ カズシゲ]
著・文・その他
内容説明
真に患者さんのためになる医療とは、いったいどういうものだろうか?患者さんは、ひとりの尊厳ある人としての人生を送るために、どう統合失調症と向き合い、どう生きていけばよいのだろうか?統合失調症治療の13のエッセンス。
目次
第1章 統合失調症を理解する
第2章 症状に向き合う
第3章 星座のストーリーを知る
第4章 薬を飲む
第5章 服薬アドヒアランスを守る
第6章 超職種スタッフによるSDMで治療する
第7章 ジョン・ナッシュさんのように生きる
第8章 病から脳とこころを解き放つ
第9章 真の統合失調症治療とは
おわりに―人生を生き抜くために
著者等紹介
渡部和成[ワタベカズシゲ]
1951年愛知県生まれ。1977年名古屋市立大学医学部卒業。同年4月愛知学院大学歯学部助手(大脳生理学)、1982年12月同講師。この間の1981年から1982年、アメリカ・カリフォルニア工科大学生物学部リサーチフェロー(神経生物学)。1987年4月八事病院(愛知県)精神科医師、1997年9月同副院長。2009年4月恩方病院副院長(東京都)。2012年4月北津島病院院長代行(愛知県)、2013年4月同院長。2014年8月田宮病院院長(新潟県)となり現在に至る。医学博士。専門は統合失調症治療。第4回臨床精神薬理賞優秀論文賞受賞(2008年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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