出版社内容情報
依存症患者を再発から遠ざけ、認知行動療法と12ステップ・プログラムの融合、「CENAPSモデル」で真に寄り添う援助を実現。慢性的に再発を繰り返すアルコール・薬物依存症患者に回復への希望を。認知行動療法と自助グループの12ステップの良さを組み合わせた「CENAPSモデル」は、再発に至る警告サインに自ら気づいて具体的に対処する力を育み、回復の維持を目指す再発予防プログラム。アメリカ国立薬物乱用研究所の機関誌が認めた、全米で最も評価の高い治療アプローチの一つ。ワークブック(別売)と併せ,多くの医療・支援機関でご活用いただきたい。
テレンス・T・ゴースキー[テレンスティーゴースキー]
著・文・その他
マーレーン・ミラー[マーレーンミラー]
著・文・その他
梅野 充[ウメノ ミツル]
翻訳
内容説明
“CBT”プラス“12ステップ・プログラム”で依存症を克服する。アメリカ国立薬物乱用研究所が認めた全米で最も評価の高い治療アプローチのひとつ。再発に至る警告サインに自ら気づいて具体的に対処する力を育み、回復の維持を目指す。
目次
第1章 アディクションの再発ということ
第2章 アディクション
第3章 PAW(急性期後離脱症状)
第4章 回復と部分的回復
第5章 回復と再発についての誤解
第6章 再発プロセスを理解する
第7章 再発症候群
第8章 再発予防プランニング
第9章 再発症候群における家族の関わり
第10章 再発予防自助グループ
著者等紹介
ゴースキー,テレンス・T.[ゴースキー,テレンスT.] [Gorski,Terence T.]
CENAPSコーポレーション社長。米国イリノイ州ホームウッドにおいて研修とコンサルテーションを行っている。またイリノイ州ハーベイのインガルス記念病院のアルコール依存症治療センターを率いている。さらにイリノイ州フォート・シェリダンの陸軍において従業員援助プログラムを組織してきた。多数の米国内外のアルコール依存症治療プログラムの顧問を務めており、米国や各州で多くの講演を行っている
ミラー,マーレーン[ミラー,マーレーン] [Miller,Merlene]
CENAPSコーポレーションにおいて、アルコールや薬物依存症治療センターで用いられる心理教育プログラムや実施のためのテキストなどの開発にあたってきた。文才と専門知識をあわせもち、アルコール依存症や嗜癖に関する多くの著書がある
梅野充[ウメノミツル]
精神科専門医・指導医。1965年神戸市出身、1988年筑波大学第二学群人間学類、2011年奈良県立医科大学医学部医学科卒業。東京都立精神保健福祉センター、都立松沢病院などにて依存症医療に取り組む。保健所や関係機関からの依頼による依存症関連の講演を多数行ってきた。現在、医療法人社団アパリ理事長、特定非営利活動法人東京ダルク理事、医療法人社団學風会さいとうクリニック非常勤医師、昭和女子大学非常勤講師、日本赤十字看護大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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