身体に閉じ込められたトラウマ―ソマティック・エクスペリエンシングによる最新のトラウマ・ケア

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身体に閉じ込められたトラウマ―ソマティック・エクスペリエンシングによる最新のトラウマ・ケア

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  • サイズ A5判/ページ数 437p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784791109425
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

からだの気づきを用いた画期的なトラウマ・ケアとして注目を集めているソマティック・エクスペリエンシングの初めての理論的解説書。

ピーター・A・ラヴィーン[ピーター エー ラヴィーン]
ピーター・A・ラヴィーン博士は,医学生物物理学と心理学の二つの博士号を保持している。トラウマの癒しのためからだへの気づきにアプローチするSomatic Experiencing?の創始者として,トレーニングを世界中で行っている。ラヴィーン博士の国際的ベストセラー『Waking the Tiger: Healing Trauma』(邦題『心と身体をつなぐトラウマセラピー』)が22カ国語に翻訳されているほか、数多くの著作がある。身体?心理療法分野へのラヴィーン博士の独創的な貢献に対し,2010年,米国身体心理療法学会(USABP)から功労賞を授与された。

池島 良子[イケジマヨシコ]
翻訳・通訳者、ボディワーカー。

東京外国語大学ドイツ語学科卒。大学卒業後、翻訳業につく。2006年、米国のロルフ・インスティテュートを卒業。公認ロルフィング施術者の資格をとる。現在は、新潟・東京でロルフィングの個人セッションを行うほか、国内外でさまざまな心理療法、身体療法、ボディワークの研修の通訳をつとめている。

西村 もゆ子[ニシムラモユコ]
教育学修士,臨床心理士,SETI認定Somatic Experiencing?プラクティショナー。

神戸大学経済学部卒業,トヨタ自動車(株)入社。名古屋大学教育学部3年次編入学・卒業,名古屋大学大学院教育発達科学研究科心理発達科学専攻博士(後期)課程単位取得退学。三菱自動車工業(株)岡崎健康管理室などにて勤務の後,渡欧。2015年末帰国。日英仏語で臨床活動を行う。

福井 義一[フクイヨシカズ]
文学修士,臨床心理士,専門健康心理士。

同志社大学文学部文化学科心理学専攻卒業。同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学。大阪国際大学,京都学園大学,東海学院大学を経て,現在,甲南大学文学部人間科学科教授。専門は身体志向のトラウマ・ケア。

牧野 有可里[マキノユカリ]
心理学博士,臨床心理士,学校心理士。SETI認定Somatic Expriencing?プラクティショナー。

聖心女子大学大学院文学研究科人間科学専攻博士課程修了。港区立教育相談センター等を経て,2000年より埼玉県・大宮の渡辺メンタルクリニック。2009年よりマキノ・サイコセラピー・ラボを設立し,個人の必要に応じた心理療法を提供。横浜創英大学こども教育学部准教授。専修大学大学院文学研究科心理臨床実習兼任非常勤講師。

目次

1 ルーツ:踊りの礎(内なる声の力;感動的な発見;変貌するトラウマの顔;恐怖による不動状態―動物から学んだ教訓;麻痺から変容へ―基本的な構成要素;セラピーのための地図;からだの地図を造り、こころを修復するSIBAM)
2 語り手としてのからだ:意識の底で(相談室の中で―事例集;ピーターの事故に関する注釈)
3 理性の時代における本能(私たちだって動物の端くれに過ぎないのである;ボトムアップ(下から上へ)―三つの脳と一つのこころ)
4 体現化、感情、スピリチュアリティ:善良さの回復(体現化された自己;感情、からだ、変化;トラウマとスピリチュアリティ)

著者等紹介

ラヴィーン,ピーター・A.[ラヴィーン,ピーターA.] [Levine,Peter A.]
医学生物物理学と心理学の二つの博士号を保持している。トラウマの癒しのためからだへの気づきにアプローチするSomatic Experiencing(ソマティック・エクスペリエンシング)の創始者である。そして、Foundation for Human Enrichment(現The Somatic Experiencing Trauma Institute)の創始者として、トレーニングを世界中のあらゆる文化圏で行っている

池島良子[イケジマヨシコ]
翻訳・通訳者、ボディワーカー。東京外国語大学ドイツ語学科卒。大学卒業後、翻訳を学び、翻訳業につく。過労で身体を壊したことをきっかけにボディワークの道へ。2006年、米国のロルフ・インスティテュートを卒業。公認ロルフィング施術者の資格をとる。現在は、新潟・東京でロルフィングの個人セッションを行うほか、国内外でさまざまな心理療法、身体療法、ボディワークの研修の通訳をつとめている。専門知識に裏付けられた、正確でわかりやすい通訳に定評がある

西村もゆ子[ニシムラモユコ]
教育学修士、臨床心理士、SETI認定Somatic Experiencingプラクティショナー。神戸大学経済学部卒業、トヨタ自動車(株)入社。退職し、名古屋大学教育学部3年次編入学・卒業、名古屋大学大学院教育発達科学研究科心理発達科学専攻博士(後期)課程単位取得退学。三菱自動車工業(株)岡崎健康管理室、(株)ピースマインド等にて勤務の後、渡欧。2015年末帰国。日英仏語で臨床活動を行う

福井義一[フクイヨシカズ]
文学修士、臨床心理士、専門健康心理士。同志社大学文学部文化学科心理学専攻卒業。同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学。大阪国際大学、京都学園大学、東海学院大学を経て、甲南大学文学部人間科学科教授。専門は身体志向のトラウマ・ケア

牧野有可里[マキノユカリ]
心理学博士、臨床心理士、学校心理士。SETI認定Somatic Expriencingプラクティショナー。横浜創英大学こども教育学部准教授。専修大学大学院文学研究科心理臨床実習兼任非常勤講師。聖心女子大学大学院文学研究科人間科学専攻博士課程修了。こころとからだクリニカセンター、港区立教育相談センターを経て、2000年より埼玉県・大宮の渡辺メンタルクリニックで心理療法、心理検査を担当する傍ら、2009年よりマキノ・サイコセラピー・ラボを設立し、個人の必要に応じた心理療法を提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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木麻黄

7
読み終えた今、静かに広がる深い余韻がなかなか胸奥から去りません。脳の従者と思われたこの肉塊、身体が、実に深い叡智を宿し、混迷の生を打ち破るべきポテンシャルを秘めるというのですから、興奮しないわけにはいきません。デカルトの誤りはより一層明白になり、身体基盤なき思惟が机上の空論と映ります。もはや諸手を挙げて称賛したいところではありますが、その真髄を知るにはいくつかのプラクティスを経験する必要がありそうです。一抹の懸念は、スピリチュアリティーへの傾倒を憚らないこと。これは諸刃の剣になりそうです。2019/06/02

ひろか

6
後半はかなり時間がかかった。難解というか、訳の問題でもない気がするが、読みにくさはある2016/11/27

mi

5
患者としてだけではなく医師や科学者の立場でトラウマケアに取り組む人向け。 ポリヴェーガル理論について知りたくて関連本として読み始めたら、引用に使われている理論、科学的根拠、臨床(治療)課程の記述がとても納得感があり、SEについて理解が深まりました。特に著者の交通事故での実体験を解説している部分わかりやすかった。 身体感覚を知覚することって大事だなぁとしみじみ…。2020/07/01

huchang

3
身体からのアプローチできつねにつつまれたかつままれたかのように、急速に何かをつかんで、それで相談が終了できる人って、たまに現れる。それは我々が身体感覚にかなり依存した行動を取り、物事を判断しているということの証左だろう。考えるな、感じろというのはある程度正しい。これらのバランスを取るための「ボトムアップのアプローチ」は、このあたりからの言葉だったのね…とようやく探し物が見つかったような感覚を持った。スピ系と相性良すぎるから、そこだけ注意せんといかんけど。2022/02/22

Momoko Nishikawa

2
ずっと職場の空き時間にちょこちょこ読んでいて、数ヶ月かかって読了した。すごく面白かった。トラウマリリースエクササイズ(TRE)をずいぶん前にやっていたことがある。その本でも述べられていた理論がより精緻にわかりやすくなっていた。特にコンテインメント、ペンデュレーション。コンテインメントと抑圧の違い、ペンデュレーションと暴露の違い。心の中で起こっていることが、著者自身の例や症例でわかりやすく解説されている。精神科、メンタルヘルスケアのための、理学療法、運動療法が必要な気がする。2022/09/08

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