目次
第1章 拒食症の治療(治療を受けるには;初診の日には何をするのですか;身体の不調に自分では気付かない ほか)
第2章 過食症の治療(治療を受けるには―どういう場合に病院に行く必要があるのでしょう;初診の日には何をするのですか;過食症って本当に病気なんですか ほか)
第3章 心理的治療(カウンセリング(心理療法)では何をするのですか
カウンセラーの選び方
回復のための心理的課題 ほか)
著者等紹介
鈴木眞理[スズキマリ]
山口県防府市出身。1979年長崎大学医学部卒業。その後、東京女子医科大学の研修医を経て、1985年から2年間、米国ソーク研究所神経内科分泌部門に留学。ストレスと脳内ホルモンの関係に興味を持ち、摂食障害の治療と病態の研究に従事する。1987年から開設した摂食障害外来の登録患者数は1500名に及ぶ。家族会である「EATファミリーサポートの会」を主宰し、厚生労働省研究班の班員として活動。2002年より政策研究大学院大学保健管理センター教授
西園マーハ文[ニシゾノマーハアヤ]
福岡県出身。1985年九州大学医学部卒業。その後、慶應義塾大学精神神経科で研修、同大学大学院修了。1986年英国エジンバラ大学卒後研修コースに在籍し、Cullen Centre(認知行動療法センター)で、摂食障害治療の取り組みに感銘を受ける。慶應義塾大学精神神経科助手、1998年より東京都精神医学総合研究所勤務を経て、2013年より白梅学園大学教授。地域の産後メンタルヘルスに従事するなかで未治療の摂食障害女性が多いことを知り、広いライフサイクルを視野に入れた治療・研究を取り組んでいる。日本社会精神医学会理事、日本摂食障害学会評議員
小原千郷[オハラチサト]
札幌市出身。2001年上智大学文学部心理学科卒業。2003年上智大学大学院文学研究科心理学専攻博士前期課程修了。2005年に臨床心理士を取得。以後、東京女子医科大学附属女性生涯健康センターにて摂食障害患者のカウンセリングや家族療法を担当し、鈴木眞理と共に拒食症の家族会「EATファミリーサポートの会」を主宰している。また、2008年より東京理科大学学生相談室相談員を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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