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内容説明
ワーク・エンゲイジメントとは、仕事に誇りをもち、仕事にエネルギーを注ぎ、仕事から活力を得て生き生きとしている状態。産業・組織心理学において新しく提唱された概念であり、充実し、生産的に仕事を行っていくうえでの基盤となる。ワーク・エンゲイジメントに関して、世界中の主要な専門家による最新の研究に基づき、現在入手可能な最高水準の知識を集結。
目次
ワーク・エンゲイジメント:序論
ワーク・エンゲイジメントの定義と測定:概念の明確化
人は日々同じようにエンゲイジしているわけではない:状態ワーク・エンゲイジメントの概念
仕事を楽しむ人と仕事に追われる人:ワーク・エンゲイジメントとワーカホリズムの違い
ポジティブ心理学の力:心理的資本とワーク・エンゲイジメント
職場で生き生きとする:活力の先行要因
エンゲイジメントを予測するための仕事の要求度‐資源モデル(JD‐Rモデル)の活用:概念的モデルの分析
ワーク・エンゲイジメントのメタ分析:バーンアウト、要求度、資源、アウトカムとの関連
資源とワーク・エンゲイジメントの獲得のスパイラル:ポジティブな仕事生活を維持する
エンゲイジメントとスライヴィング:エネルギーと仕事への結びつきに対する補足的視点〔ほか〕
著者等紹介
バッカー,アーノルド・B.[バッカー,アーノルドB.] [Bakker,Arnold B.]
ロッテルダム(オランダ)のエラスムス大学産業・組織心理学部の教授である。研究テーマとして、ポジティブな組織行動、バーンアウト、仕事に関係した情動のクロスオーバー、組織現象に関するシリアスゲームなどがある
ライター,マイケル・P.[ライター,マイケルP.] [Leiter,Michael P.]
アカディア大学の組織健康研究センター・所長兼心理学部・教授であり、組織調査研究・開発センターの所長でもある。このセンターは、質の高い研究方法を人材問題へと応用している。カナダ、アメリカ、ヨーロッパで、労働問題のコンサルタントとして活躍している
島津明人[シマズアキヒト]
1969年、福井県生まれ。早稲田大学第一文学部心理学専修卒業後、早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程を経て、博士後期課程修了。博士(文学)、臨床心理士。早稲田大学文学部心理学教室・助手、広島大学大学院教育学研究科心理学講座・専任講師、同・助教授、オランダユトレヒト大学社会科学部社会・組織心理学科客員研究員を経て、2007年4月より東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野・准教授(現職)。専門、臨床心理学、産業・組織心理学、産業精神保健(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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