内なるデーモンを育む―心の葛藤を解消する「5つのステップ」 マチク・ラプドゥンの智慧

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  • サイズ B6変判/ページ数 349p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791108572
  • NDC分類 180.9
  • Cコード C0011

内容説明

私たちを悩ませ、心の平和を阻害する内なるデーモン。これを排除するのではなく、姿かたちをあたえ育むことで不安、恐怖、慢性の身体疾患、心の病が癒される。古くブディズムとして覚醒した智慧が、十一世紀チベットのマチクの伝統に連なり、現代西洋の精神との遭遇によって活力を得て、今再び東洋の私たちのもとへ届けられた。この智慧が、現代を生きる私たちの苦悩や葛藤を和らげてくれる。

目次

第1部 古くからの実践(デーモンとの出会い;行の発見;デーモンとは何か)
第2部 デーモンを育む(デーモンを育む方法;五つのステップの実際;ヒュドラ―デーモンの複合体;芸術と地図を用いてデーモンとワークする)
第3部 さまざまなタイプのデーモン(マチクの四つのデーモン、神々と神なるデーモンたち;病気のデーモン;恐怖のデーモン)
第4部 デーモン・ワークを深める(デーモンの直接的解放;私たちをとりまく世界のデーモン)

著者等紹介

アリオーネ,ツルティム[アリオーネ,ツルティム] [Allione,Tsultrim]
ニューイングランドで育ち、1967年からチベット仏教を学ぶ。彼女は、チベットの尼僧として認められた、最初のアメリカ人のうちの一人である。尼僧として4年間を過ごした後、還俗し、アンティオキア大学から仏教学と女性学で修士号を得た。このとき偉大なチベットの女性行者の生き様についてのパイオニア的な著作を著す。1993年に、夫とともに修養センター「タラ・マンダラ」を設立。その地で、カパラ・トレーニング、チューなどが、その他の教えや修養とともに行われている

岡田愛[オカダアイ]
臨床心理士、竹村診療所およびたかぎクリニック勤務。京都文教大学臨床心理学研究科博士前期課程修了

河野一紀[コウノカズノリ]
臨床心理士、非常勤講師、竹村診療所勤務。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(教育学)

酒井謙輔[サカイケンスケ]
臨床心理士、大阪府内の教育センター、京都外国語大学学生相談室、竹村診療所勤務。京都大学教育学部教育科学学科教育心理学専攻卒業。立命館大学応用人間科学研究科臨床心理学領域修士課程修了

竹村隆太[タケムラリュウタ]
精神科医、1978年京都府立医科大学卒、1984年妻であり臨床心理士の竹村洋子と共に竹村診療所を開設し、今日まで外来診療に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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