内容説明
親を巻き込んで重症化するケースや不登校・ひきこもりに展開するケースがみられ、また発達障害との関連が深い子どもの強迫性障害は、その診断と治療に高い専門性が求められる。各専門領域の第一人者による研究班6年間の成果が本邦初の包括的ガイドラインとしてここに結実。
目次
第1部 子どものOCDとは何か(子どものOCDの概要;OCDについての生物学的知見 ほか)
第2部 評価と診断(子どものOCDの診断の進め方;各年代から見たOCDの特徴 ほか)
第3部 治療と支援(子どものOCDの治療の進め方;薬物療法 ほか)
第4部 予後(子どものOCDの予後;成人精神医療から見た早発OCDの特徴)